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2018.02.04

東京湾の船上で立大80周年記念パーティー


途中入場・退出のない2時間半、約160人が立大80周年を祝った

 立大レスリング部の80周年記念式典が2月3日、東京都内で行なわれた。池袋キャンパス内チャペルで感謝礼拝を行なったあと、竹橋桟橋から出航するクルーズ船で感謝パーティーを開催。東京湾上で沈む夕陽を見ながら飲食するという珍しい記念パーティーが行なわれた。大学の前身である立教学校の創設が1874年2月3日だそうで、学校の創立144周年記念日だった。

 OB・OG会の倉石昇最高顧問(元日本協会理事)は、船上パーティーの意味を「スポーツ選手に必要なことは、スポーツマンシップとフレンドシップ。シップ(船)の大切さを強調するため、船でのパーティーとした」と説明。OB・OGを含めて約160人の人が参加し、「感謝したい」と話した。

 同会の関孝治会長は「選手が集まらない厳しい時代が続いている。2年後の東京オリンピックも、その次も出場は厳しい状況だ。しかし、一生懸命に練習して負けたのなら仕方ない。一生懸命に練習することで、社会で通用する人間になれる。4年間必死に練習し、社会人として立派な人間になれるような指導をしていきたい」と、部の指針を説明。

出航直後は窓から夕陽が差していた

 曽根田明弘監督は「80周年を機に、いい選手を獲得して昔の輝きを目指したいが、学業と部活動の両立が目標。社会の多方面で活躍しているOB、OGには、何らかの形でに日本レスリング界の躍進を支えてほしい。そういう人材を育成できればうれしい」と話し、強化ではなく、別の方面からレスリング界の発展に貢献できる人材の輩出を誓った。

 来賓として、1950(昭和25)年から67回にわたって定期戦を実施している同志社大の川満直樹部長が壇上に立ち、「組織を次の世代につなぐためには、つなぐ人の存在、すなわち現役の学生選手の存在が必要。しかし、それだけではうまくいかない。サポートする人間も必要。それがOB、OGであり、その存在があって初めて次の世代につながる」と話し、立大OB・OG会の力の強さを賞賛。

 「現役とOB、OGが同じ志(こころざし)を持って活動することが大事。80年という長い歴史は、OB、OGの皆様の努力のたまものだと思う。同志社大も追いつきたい。両大学のつながりを強めたい」とあいさつした。

昭和30年代には全日本チャンピオンも誕生

船上パーティーの立役者、倉石昇OB・OG会最高顧問(後列右)

 立大からは、創部以前の同好会時代の1932(昭和7)年に加瀬清がロサンゼルス・オリンピックのグレコローマン・フェザー級に出場し、 1勝をマークした。創部は1938(昭和13)年で、早大、明大、慶大、専大に続く5大学目。第2次世界大戦によって休部となったが、戦後いちはやく復興。1946(昭和21)年3月に行なわれた早大との対抗戦は、戦後初の公式戦として残っている。

 東日本学生リーグ戦では、1954、55、57年(昭和29、30、32)に一部リーグ4位、 1955(昭和30)年東日本学生王座決定戦3位の成績を残し、個人戦でも全日本選手権や全日本学生選手権の優勝者を含めて強豪選手を輩出した、

《全日本選手権優勝》1942(昭和17)年フリースタイル・ フライ級=立沢弘 / 1963(昭和38)年フリースタイル57 kg級=原三男 / その他、準優勝6人、3位7人

《全日本学生選手権優勝》1957(昭和32)年フリースタ イル・ミドル級=木沢茂宏

《国民体育大会優勝》1959(昭和34)年成年フリースタ イル・フェザー級=松尾精久

 1961(昭和36)年に体育会推薦枠が縮小され、1970(昭和45)年には推薦枠自体が廃止。学生のトップが遠くなってしまったが、一般入試による選手によって部を存続。現在はスポーツアスリー ト選抜入試制度が導入され、野球部では昨年の東京六大学春季リーグ戦で18年(35季)ぶりに優勝するなど成果を挙げた。レスリング部にも再浮上が期待されている。

 ただ、学科試験の成績によって落とされることもあるため、受験をためらわれることが多く、選手集めには苦労しているという。それでも2008年のリーグ戦は二部リーグで優勝。昨年のリーグ戦は二部リーグで2位に入った。慶大との入れ替え戦に敗れたが、一部リーグを視野に入れている。

東京湾の船上パーティーに先立ち、池袋キャンパスのチャペルで感謝礼拝    

パーティー中、高橋俊雄氏(倉石最高顧問の友人)のピアノ生演奏が奏でられた

大阪から駆けつけた西日本学連の福田耕治会長(右)と同志社大OBの人達

東京オリンピック金メダリストの吉田義勝さん(左)と、吉田さんの新人時代に記事を書き、「金メダルの原動力」とまで言わせたいう宮澤正幸さん(中=元日刊スポーツ)。右は国士舘大の滝山将剛元部長







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