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2018.02.08

UWWネナド・ラロビッチ会長がIOC理事へ…レスリング界から初

IOC理事となり、今後の活動が期待されるネナド・ラロビッチ会長

 国際オリンピック委員会(IOC)は、冬季オリンピック開幕を2日後に控えた2月7日、韓国・平昌で総会を開催し、IOC委員である世界レスリング連盟(UWW)のネナド・ラロビッチ会長(セルビア)を理事に選出した。レスリング界からIOC理事に就任したのは初めて。任期は4年。

 ラロビッチ会長は「IOC理事はオリンピック・ムーブメントを支援する大きな責任がある。このポジションに誇りを持ち、使命のすべてに尽力したい」とコメントした。

 昨年11月、規約違反によって国際ボクシング協会(AIBA)会長だった呉経国委員・理事(台湾)が辞任。同氏がオリンピック夏季大会競技団体連合(ASOIF)選出の理事だったことで、ASOIFが後任にラロビッチ会長を理事に推薦した。

 同氏は2013年2月、レスリングのオリンピック競技からの除外騒動の際に国際レスリング連盟(FILA=現UWW)の会長代行となり、同年5月に会長へ。5ヶ国語を駆使した外交手腕と積極的な組織改革でレスリングを救った。2015年8月に国際サッカー連盟会長が辞任し、国際競技連盟からの選出枠でIOC委員に就任。同年11月には国際アンチドーピング機構(WADA)のコミッションにIOCの代表として入り、今回、IOCの中枢に入った。

 IOC理事会は、オリンピックの実施種目の選定、ドーピング問題を抱えるロシアの平昌冬季オリンピック参加の可否の判断など、大きな権限を持つ(実施競技は総会の決定事項)。2013年に、IOC理事会よってレスリングがオリンピック競技からの除外候補に挙げられたのは記憶に新しい。







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