日本レスリング協会公式サイト
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2018.03.11

【2018年女子ワールドカップ/出場国紹介(4)】カナダ(A組)

《予選A組》=日本、米国、カナダ、スウェーデン


2006年の名古屋大会で2位となったカナダ。オリンピック・チャンピオンは2人輩出している

 ワールドカップで2位に3度なっている実力国。2016年リオデジャネイロ・オリンピックでは75kg級でエリカ・ウィーブが同国女子史上2人目のオリンピック・チャンピオンに輝いた。間違いなく世界の強豪国のひとつだが、この大会には2014年以来の出場。

 オリンピック金メダリストのほか、昨年の世界選手権3位の2選手を中心に層の厚い布陣で世界一奪取を目指す。

 1990年代初めから女子レスリングに取り組み、1994・ 96年の世界選手権でクリスティン・ノードハーゲンが 70kg級で優勝。階級区分が変わったあと、68kg級 と72kg級でも優勝を重ね、通算6度にわたって世界一 に輝き(他に銀1、銅1)、同国の女子レスリングを引っ張った。

 女子が初採用された2004年アテネ・オリンピックでは55kg級でトーニャ・ バービックが銀メダルを獲得。その後、2006年のワールドカップ(名古屋)では2位に入賞し、 チーム全体の実力を証明。

 2008年北京オリンピックで は、48kg級のキャロル・ヒュンが決勝で伊調千春を破って優勝。女子2大会目にして同国に初のオリンピック金 メダルをもたらした。同年10月の世界女子選手権(東京)では、67kg級のマル ティン・ダグレニエが優勝し、2010年まで3連覇を達成した。

 2011年の世界選手権では銀1・銅1を獲得し、 国別対抗得点で2位になるなど世界の一流国の実力を見せ、2012年ロンドン・オリンピックでは、55kg級のトー ニャ・バービックが銀メダル、48kg級のキャロル・ヒュ ンが銅メダルを獲得。2016年リオデジャネイロ・オリンピックでウィーブが勝ち(前述)、オリンピックと世界選手権でコンスタントにメダリストを輩出している。


エントリー選手

※カッコ内は年齢。最終エントリーは16日のため、階級は本ホームページの予想です。

50kg級 MacDonald, Jessica Anne Marie(33)=2017年パンアメリカン選手権53kg級優勝
53kg級 Parsons, Jade(27)=2018年クリッパン女子国際大会5位
55kg級 Weicker, Diana(28)=2017年世界選手権55kg級12位
57kg級 Stewart, Samantha(28)=2016年世界大学選手権53kg級2位
59kg級 Schaefer, Emily Suzanne(21)=2016年世界大学選手権58kg4位
62kg級 Fazzari, Michelle(30)=2017年世界選手権58kg級3位
65kg級 Stone-Papadopoulos, Braxton Rei(22)=2017年U-23世界選手権63kg級2位
68kg級 Lappage, Danielle(27)=2018年クリッパン女子国際大会優勝
72kg級 Di Bacco, Olivia Grace(25)=2017年パンアメリカン選手権69kg級優勝
76kg級 Wiebe, Erica(28)=2016年リオデジャネイロ・オリンピック75kg級優勝
 〃  di Stasio, Justina(25)=2018年世界選手権75kg級3位







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