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2018.03.12

【2018年女子ワールドカップ/出場国紹介(5)】米国(A組)

《予選A組》=日本、米国、カナダ、スウェーデン


今やレスリング界の顔、オリンピック&世界チャンピオンのヘレン・マルーリス

 15回目の出場で、全大会(16大会)出場の日本に続く出場回数。2003年大会以来の優勝を目指す。

 富山英明・日大監督のライバルで世界選手権銀メダル のジョー・コーソらの指導で、1980年代から女子に取り 組み、世界選手権へは1989年の第2回大会から参加。 1992年世界選手権50kg級でパトリシア・サンダースが 同国初の世界チャンピオンへ。国別対抗得点では1999年世界選手権の初優勝を飾った。

 2003年10月に東京で行われたワールドカップ では日本を押さえて優勝。日本の3連覇を阻んだ。女子採用後のオリンピックでは常にメダル獲得を続け、その間、2008年ワールドカップではバルシー・バンデュセンは吉田沙保里の連勝記録をストップするなど世界のトップ選手を輩出。

 2014年世界選手権ではアデライン・グレイが75kg級で勝ち、2015年の地元(ラスベガス)開催の世界選手権ではグレイと55kg級のヘレン・マルーリスが優勝。世界に通じる実力を見せた。2016年リオデジャネイロ大会では53kg級でヘレン・マルーリスが吉田沙保里に土をつける歴史的勝利を挙げ、同国史上初の女子オリンピック・チャンピオンに輝いた。

 マルーリスは2017年世界選手権58kg級でも優勝。今や世界の女子レスリングの顔。負傷でリオデジャネイロ大会は不振だったグレイは手術を終えて復帰し、往年の強さを見せている。

 昨年の大会は日本にチームスコア4-4の内容差で惜敗。今大会はマルーリス、グレイに加え、昨年の58kg級世界2位のアリソン・ラガンらの布陣で臨む。


エントリー選手

※カッコ内は年齢。最終エントリーは16日のため、階級は本ホームページの予想です。

50kg級 Anthony, Victoria(26)=2017年デーブ・シュルツ国際大会50kg級優勝
 〃  Golston, Erin(24)=2017年デーブ・シュルツ国際大会50kg級3位
53kg級 Augello, Haley Ruth(23)=2017年世界選手権53kg級8位
 〃  Hildebrandt, Sarah(24)=2018年クリッパン女子国際大会3位
55kg級 Leathers, Becka(21)=2017年世界選手権55kg級3位
57kg級 Winchester, Jaccara(25)=2018年ウクライナ国際大会優勝
 〃  Maroulis, Helen(26)=2016年リオデジャネイロ・オリンピック53kg級優勝
59kg級 Ragan, Allison Mackenzie(25)=2017年世界選手権60kg級2位
62kg級 Miracle, Kayla-Colleen(21)=2018年クリッパン女子国際大会優勝
 〃  Page, Jennifer(25)=2017年デーブ・シュルツ国際大会63kg級優勝
65kg級 Velte, Mallory(23)=2017年デーブ・シュルツ国際大会65kg級2位
 〃  Molinari, Forrest Ann(22)=2017年デーブ・シュルツ国際大会65kg級優勝
68kg級 Salata, Julia(24)=2017年デーブ・シュルツ国際大会68kg級優勝
 〃  Mensah-Stock, Tamyra(25)=2018年ヤリギン国際大会優勝
72kg級 Francis, Victoria(24)=2018年クリッパン女子国際大会3位
76kg級 Gray, Adeline(27)=2018年クリッパン女子国際大優勝







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