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2018.03.20

1万9,776人(6セッション11万1,454人)がペンシルベニア州立大のV8を目撃…全米学生選手権

史上最高の観客が詰めかけた今年の全米学生選手権=USAレスリング協会サイトより

 全米学生(NCAA)選手権は3月15~17日、米国・クリーブランドで行われ、ペンシルベニア州立大が4階級で優勝。141.5点をマークし、134.5点のオハイオ州立大を押さえて3年連続8度目の優勝を遂げた。

 最終日の午前セッションの段階ではオハイオ州立大が6点リードしていたが、ペンシルベニア州立大が4階級を制したことで逆転勝ち。劇的な優勝だった。3位は97点のアイオワ大。

 2004年アテネ・オリンピック金メダリストのカエル・サンダーソンがヘッドコーチとして指導する同大学は、2015年は優勝を逃したが、最近8年間で7度の優勝を達成。依然として米国の学生レスリングに確固とした地位を保っている。2012年ロンドン・オリンピック金メダリストの米満達弘コーチ(自衛隊)が昨年8月までコーチ留学した大学で、来月7日(土)~8日(日)にアイオワで行われる男子フリースタイルのワールドカップのあと、日本チームが練習を予定している。

 1980年代には日体大OBの大石八郎さんがコーチを務め、1996年NCAA選手権では阿部三子郎選手(東京・京北高卒)が126ポンド(57.2kg)級で日本人としてのべ7人目の優勝を達成した。日本協会の高田裕司専務理事や佐藤満・専大コーチらもコーチ留学しており、日本と馴染み深い大学。

 285ポンド(129.3kg)級は、2016年リオデジャネイロ・オリンピックと2015・17年世界選手権の97kg級を制したカイル・スナイダー(オハイオ州立大)が、決勝でミシガン大のアダム・クーンに苦戦しながら3-2で勝ち、3度目の優勝を遂げた。

 最終セッションの観客は1万9,776人で、3日間6セッションの総観客数は11万3,743人。ともにNCAA史上最高の記録となった。昨年は最終セッションが1万9657人、6セッションの総観客数は11万1,454人だった。







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