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2018.03.22

世界一返り咲きを狙うアデライン・グレイ(76kg級=米国)に聞く


手術から復帰し、強さを見せたアデライン・グレイ

 2014・15年に女子の最重量級(75kg級)で世界チャンピオンに輝き、リオデジャネイロ・オリンピックの優勝候補のナンバーワンだったアデライン・グレイ(米国)。肩の負傷で悲願達成ならなかったが、手術を経てカムバック。今回の女子ワールドカップに来日し、4戦全勝と実力を見せた。

 オリンピック&世界チャンピオンのヘレン・マルーリス(昨年58kg級)が負傷で不在の中、米国チームを支えたグレイに世界一返り咲きへの思いを聞いた。(聞き手=樋口郁夫、通訳=米国・八田忠朗コーチ、撮影=矢吹建夫)

《アデライン・グレイ》=Facebook / @adelinegray(インスタグラム)  / ツイッター


 ――優勝候補の筆頭として臨んだリオデジャネイロ・オリンピックでしたが、直前のスペイン合宿で肩を負傷し、力を出せなかったと聞いています。

 「けがをしていたのは事実です。でも、選手はだれもが多少のけがをしているもの。負けた言い訳にするつもりはありません」

 ――オリンピックの後、手術に踏み切りましたね。

 「思い切って手術しました。それ以外にも、この1年間はいろんなことがありました。大学を卒業し、結婚もしました」

2015年、米国での世界選手権で2連覇し、オリンピック金メダルの期待が高まったが…

 ――いま、けがの状態はいかがでしょうか。

 「医師がしっかりアドバイスしてくれ、時間はかかりましたが、だいぶよくなりました。さらに回復すると思います。もっと強くなっていけると思います」

 ――先月のクリッパン女子国際大会(スウェーデン)では、昨年の75kg級世界チャンピオン(ヤセミン・アダー=トルコ)を破りましたね。

 「はい、勝ちました」

 ――というと、今年は世界チャンピオン返り咲きを十分に狙える、ということですね。

 「そうなりますね。今年は世界一を目指します」

 ――ただ、去年12月のワールドカップ‘(ロシア)後にロシアで行われた大会では、エプ・マエ(エストニア=2017年世界選手権75kg級5位)に負けていますね。

 「ロシア・カップで負けました」

昨年の世界女王も破っているグレイ。今年の世界選手権は優勝候補の最右翼か

 ――世界一に返り咲くには、まだやらなければならないことがある、と。

 「あの時は寒い地での大会ということもあり、ほとんどの選手が風邪をひくなど体調を崩していました。でも、負けた理由にはなりません。もっと強くなれるよう頑張ります」

 ――これから世界選手権までに出る大会は、何がありますか?

 「コーチからは何も言われていません。復帰してからかなり試合をこなしていますけど、もっと経験を積むことになると思います」

アデライン・グレイ 2012年世界女子選手権67kg級で優勝し、その後72kg級へ。階級区分変更によって75kg級へ上げ2014・15年世界選手権で優勝。リオデジャネイロ・オリンピックでは53kg級のヘレン・マルーリス以上に金メダルが期待されていた。オリンピックで7位(3回戦敗退)のあと、約3ヶ月後のビル・ファーレル国際大会(米国)に出場して優勝したものの、負傷した肩の状態が思わしくなく、手術に踏み切った。昨秋に復帰。Beat the Streets in Los Angels(対抗戦)で勝ち、デーブ・シュルツ国際大会(米国)やクリッパン女子国際大会(スウェーデン)などで優勝。2度のワールドカップでともに4戦全勝と実力を見せている。






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