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2018.03.25

【全国高校選抜大会・展望(学校対抗戦)】日体大柏の連覇なるか、対抗は埼玉栄、花咲徳栄、多度津が有力


 風間杯全国高校選抜大会は3月27日(月)~29日(水)に新潟・新潟市体育館で行われ、旧階級、前日計量の最後の大会となる。学校対抗戦は日体大柏(千葉)が連覇に挑み、2年連続春夏(全国高校選抜大会、インターハイ)連覇の序曲とするかに注目がかかる。

 学校対抗戦(27・28日実施)の見どころをさぐった。

《学校対抗戦トーナメント表》


日体大柏・大澤友博監督の体が宙を舞った昨年夏のインターハイ。再現なるか

 日体大柏は昨年、創部3年目にして全国高校選抜大会とインターハイを制覇。高校レスリング界に早くも確固たる地位を築いた。4年目の今年は、創部時に1年生で3年計画で育ててきた選手が卒業し、ある意味で新たなスタートとなる。

 卒業によってレギュラー選手が抜けるのは6階級。それでも強さは変わらない。今年2月の関東高校選抜大会では、50kg級不在という状況にもかかわらず4試合を勝ち抜いて優勝。今大会も優勝候補の筆頭と言えるだろう。

 残っている選手は、インターハイ55kg級を制した竹下雄登と、96kg級で高校三冠王を達成した白井達也。白井は125kg級での起用が予想されるが、この階級には昨年のこの大会の個人戦96kg級2位の宮本海渡もいて、盤石の最重量級となる。74kg級の山田脩、84kg級の奥井真吉も高校界で実績を残しており、頼もしい限り。

《日体大柏・予想メンバー》
▼50kg級=不在
▼55kg級 竹下雄登=2017年インターハイ50kg級優勝
▼60kg級 深田雄智=2016年全国中学生選手権53kg級3位
▼66kg級 高田 煕=2016年全国中学生選手権66kg級2位
         山倉孝介=2016年全国中学生選手権73kg級2位
▼74kg級 山田 脩=2016年中学73kg級二冠王、2017年JOC杯カデット76kg級2位
▼84kg級 奥井真吉=2015年中学73kg級二冠王
▼120kg級 白井達也=2017年高校三冠王
        宮本海渡=2017年全国高校選抜大会96kg級2位

 ただ、団体戦には独特の流れがある。チームスコアでリードされてしまっては、山田、奥井が実力を発揮できない可能性もある。60kg級と66kg級でしっかり勝ち、流れを引き寄せたいところだ。

四国予選を圧勝優勝の多度津(香川)、台風の目となるか

 日体大柏と同じブロックで、同校の決勝進出を阻むとしたら、関東予選3位の埼玉栄(埼玉)、東海予選1位の沼津城北(静岡)、四国予選1位の多度津(香川)あたりか。

 埼玉栄は関東予選で日体大柏と3-4の接戦を展開した。55kg級で青柳善の輔(2016年全国中学生選手権47kg級2位)が竹下を破る殊勲を挙げ、一時はチームスコア2-0、3-1とリードした。この2ヶ月間でどこまで迫っているか。順当に勝ち上がれば準決勝で日体大柏に挑む。

昨年3位入賞の沼津城北(静岡)

 昨年3位に入った沼津城北(静岡)は、50~66kg級に2組の堤兄弟(堤孔一、堤太一、堤泰樹、堤滋樹)が残っているのが強み。東海予選では、5階級しか選手がいないにもかかわらず優勝という快挙を達成。“三本の矢”ならぬ、“四本の矢”の結束力で、昨年をしのぐ成績を残せるか。

 順当に勝ち上がれば3回戦で日体大柏と当たる組み合わせ。2年連続の表彰台を達成するには、ここが踏ん張りどころだ。

 四国予選1位の多度津(香川)はキッズ上がりの選手が主力に成長し、チーム力が昨年から大幅にアップしている。四国予選では2試合のほぼ全試合をフォールまたはテクニカルフォール勝ちという圧勝続きで優勝した。

 個人戦でも四国予選を制した50kg級の山根典哲(昨年のインターハイ2位)と84kg級の田中勝大(2016年中学85kg級二冠王者)が中心。予選で見せた実力を全国の舞台でも出せれば、猛威が吹き荒れよう。準々決勝で埼玉栄、準決勝で日体大柏と対戦する組み合わせ。

花咲徳栄(埼玉)に挑む玉名工(熊本)

 反対側のブロック(トーナメント表の上)では、関東予選の決勝で日体大柏と対戦した花咲徳栄(埼玉)が決勝進出の有力。関東予選の決勝では不戦勝のみの1勝(50kg級)に終わったが、55、60kg級の2試合は1点差の惜敗。ここを取っていたら流れが変わり、どう転んだか分からない。スコアほどの実力差はない。全国制覇を達成している強豪高だけに、どう強化して日体大柏に挑むか。

 花咲徳栄を破っての決勝進出が期待されるチームとしては、玉名工(熊本)が一番手か。九州予選では、2020年に国体を控える鹿児島の2チーム(樟南、鹿屋中央)をともに4-3で破って優勝した。接戦を勝ち上がってきた強さで、2年ぶりに優勝旗を九州に持っていけるか(2016年は鹿屋中央が優勝)。

 東北予選の個人戦で3階級を制し、学校対抗戦1位の八戸工大一(青森)、関東予選の個人戦で2階級を制し、急速に全国レベルの実力をつけている自由ヶ丘学園(東京)も上位進出の可能性を秘めていよう。







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