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2018.04.05

【2018年ジュニアクイーンズカップ・特集】市民に好評なサオリーナ、沙保里人形の前で記念撮影


(文=布施鋼治、撮影=矢吹建夫)

昨年10月にオープンしたサオリーナ

 今年のジュニアクイーンズカップは三重県津市の「サオリーナ」で行われた。併設された「三重武道館」や「メッセウイング・みえ」と合わせ、「津市産業・スポーツセンター」という総称もあるが、市民の間では、三重県が輩出した国民的英雄、吉田沙保里の名前にちなんだ「サオリーナ」が最もポビュラーのようだ。県道の道路標識にも大きく「サオリーナ」と記されていた。

 会場名の命名者は吉田本人。アスリートの功績をたたえ、その名前を冠した施設は日本各地にあるが、国際大会が行われる規模の施設としては珍しい。会場関係者は言う。「吉田選手は実際にオリンピックで大活躍された方ですからね。市民の方々にもとてもインパクトのある名前だと好評です」

 オープンは昨年10月1日で、11月3~5日には「第5回吉田沙保里杯」が開催され、日本選手だけではなく、米国、カナダ、フランス、モンゴルからもエントリーする選手がいて、総勢800人を超える国際色豊かな大会になった。

 過去最多の観客動員は、昨年10月18日に行われた大相撲津場所で、約3000人の大観衆が集まった。「今年9月にはディズニー・オン・アイスが初めて津にやってきて、サオリーナで開催されます。これまでは名古屋まで行かなければ見れなかったショーなので、楽しみにしている方も多いと思います」(同関係者)

 サオリーナは3,174㎡のメインアリーナ(3,042席)と1,702㎡のサブアリーナ(488席)を中心に、屋内プールやトレーニングルームも併設している。新しい会場なので、もちろんバリアフリー。今大会でサブアリーナはアップ場として使用されていた。

他界された吉田沙保里の父・栄勝さんを描いたTシャツも販売された

 ロビーには吉田の功績をたたえ、オリンピック出場時に着用したシングレットやトロフィーが飾られた「SAORIUM」が設置されている。中でも人気が高かったのはタックルの構えをしたサオリ人形で、記念写真を撮る選手や関係者が後を絶たなかった。

 入り口横に設置された売店では、スポーツ用品のほか、吉田と父・栄勝さんのイラストが目印の特製なが餅とバターせんべいが販売されていた。

 「どちらの商品も好評を得ています。なが餅の方は、中に入っている吉田沙保里カードが人気です。6種類あるうちの1種類が必ず入っています。こちらは賞味期限が3日ほどしかないので大きなイベントがあるタイミングで入荷しますが、4~5時間で完売しますね」(店の販売員)。他県からやってきた女子選手のグループがなが餅の入荷時間を問い合わせていた。

 先月20日には東京オリンピックの事前キャンプ地を探しているカナダのレスリング関係者がサオリーナを視察し、「有力な候補地だ」という感想を述べたという。もしカナダ選手団のキャンプがサオリーナで実現すれば、レスリングの街としての発展を目指す津市としては願ったり、かなったりだろう。

 







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