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2018.04.08

理事会出席者のコメント・反省…パワーハラスメント問題


 4月6日の緊急理事会に出席した理事・特定理事・監事・名誉副会長の感想と反省は下記の通り。(順不同=福田富昭会長、高田裕司専務理事、谷岡郁子副会長、馳浩副会長のコメントは別記事参照)


 ■選手とナショナルコーチをやった人間として、この報告書を読んで、現役選手の中に入ることがなかったことを反省した。ナショナルチームの選手を理事が守ってやるべきだと思う。これからは時間があればNTC(味の素トレーニングセンター)に足を運び、コーチと選手の実情を知り、話を聞いていきたいと思う。

 ■パワーハラスメントの定義も責任も分かりました。ただ、すべて謝罪ではなく、正しいことは正しい、と言うことも必要。栄本部長が残した功績は非常に大きいものがある。また、5連覇を目指す選手だけがアスリートではない。至学館の選手もアスリート。選手が権利を主張するのは自由だが、義務と責任もある。選手とコミュニケーションをとって頑張りたい。

 ■私の感性からすると、これがパワーハラスメントかとあらためて認識。心を入れ替えて、ゆっくり(報告書を)を読みたい。

 ■パワーハラスメントの概念として、自分たちの時代は当たり前のことがパワーハラスメントとなっている。ちょっときつく言うとパワーハラスメントになる。紙一重の差はどこまでかの線引きが難しい。たたいてはいけない、というのは当然だが、それ以外の言葉としてのパワーハラスメントとはどうなのか。自分をいましめ、反省しながら指導体制を築いていきたい。

 ■告発状を読み、告発者を責めるわけではないが、なぜこの方法しかなかったのか、と思った。公の場で言ってほしかった。こうした形での告発、結果としてマスコミを騒がせ、だれも得してはいない。

 ■現場との温度差があり、どんなことが起こっているか、正直言って知らなかった。そのことを反省したい。今後、現場とつながりを密にし、問題があればいち早く発見し、意見を聞ける体制づくりを目指したい。

 ■発覚以来、マスコミから取材があったが、情報共有できておらず、適切な情報を出せなかった。パワーハラスメントの研修をお願いし、そうしたものを通じて団体の仲での共有をお願いしたい。

 ■わらわれの時代のパワーハラスメントの概念と今の概念は違う。研修会などの機会を増やし、どういったものがパワーハラスメントなるのかしっかり把握したい。騒動が選手に影響を与えないよう、安心感を与える体制づくりが重要だと思う。

 ■指導は厳しくやっているし、きついことを言わなければならないこともある。ちょっとしたボタンの掛け違いがこんな大きなことになったと思う。たいしたことはない、と思うことなく、時間をかけて取り組むことと情報の共有が必要。情報をいち早く知り、対策をたてる必要がある。

 ■栄本部長は至学館で指導を続けると思うが、マスコミ攻勢が心配。谷岡学長にはしっかり対策をお願いしたい。こういうことは、どの大学、高校でもありうる。対策を講じてほしい。

 ■(所属していた)会社でパワーハラスメント、セクハラを勉強したが、その時より一段と進んでいる。パワーハラスメントの概念は年々変わってきている。常に前向きに勉強していかないと遅れる。真摯に受け止め、勉強していく必要がある。

 ■(所属する)会社では2つのハラスメントを定義している。セクハラはだいたいの基準があり明確化。パワーハラスメントは基準が非常にあいまいで、ない、とも言える状況。本部長がそういうつもりはなくとも、パワーハラスメントに該当した。パワーハラスメントの規定は細かくつくらないとならない。もうひとつの問題として、メディアが大々的に報じ、学生を嫌がらせから守るため、谷岡副会長は自らが盾となり学生を守ったが、メディア対応、発言には十分に注意する必要がある。

 ■パワーハラスメント問題は、私にとってもいい勉強になった。報告書を読んで、しっかり勉強したい。

 ■ウチの会社にも問い合わせがあったが、それに対しても、社内でも、説明が難しかった。協会と強化委員会との間に温度差があったと思う。それを解決していくことが必要だと思う。

 ■現場指導している人間として、提言の中にある選手とコーチのルール作りを気をつけながら、選手のために環境を整備し、レスリングに真摯に取り組んでいきたい。

 ■報告書をしっかり読んで、東京オリンピックへ向けてしっかり強化していきたい。

 ■子供達は純粋に日本、アジア、世界のチャンピオンを目指している。指導者が一丸となっていきたい。報告書の最後にある、勝つことが目標だが、人間性を高め、社会で活躍できる人間づくりを肝に銘じたい。敬意と思いやりという言葉が胸に響いた。

 ■選手とコーチの距離感、指導方法について勉強になった。今後に生かしたい。女子がメジャーになり、関係者に感謝するとともに、ますますの発展を願っています。

 ■選手とコミュニケーションが大事と感じた。ちょっとしたことであっても、その後を間違うとこうしたことになる。コミュニケーションをしっかりとりたい。

 ■栄本部長については、とても残念。報告書のことは真摯に受けとめるとともに、何とかできなかったかと反省してる。選手に対して思いやりが必要だが、強くするために厳しさも必要。細かなことでも、選手に指示・説明する時は、しっかり理解してくれたかを確かめ、質問も受けつけるなど細心の注意を払いたい。信頼関係が重要。

 ■難しい問題なので、協会全体が関心をもって対応していく必要があると思った。これを機会に選手選考を公平にやっていく必要がある。

 ■キッズ教室をつくっているが、保護者からこの件に関して質問されている。クラブ内で勉強会をし、しっかりと対応したい。

 ■選手の不満や悩みに寄り添わなければならなかったが、ハラスメント、選手の送っていたサインに気がつかなかった。現場の指導者は「これを言ったらハラスメントか」と考えてしまい、気持ちが不安になっていると思う。指導者と選手の信頼が伝わるような関係をつくる必要がある。選手は、簡単に打ちのめされない強さも必要。通報制度も必要だが、自分の意見をコーチにきちんと言える環境が必要と思う。

 ■報告書の31ページからの提言に対し、すみやかに対応することが一番大切だと思う。会長、副会長を中心に早急に出していただくことが、選手の安心を取り戻すことだと思う。

 ■会社の中でもハラスメントに対する通報制度あり。だれもがメールや手紙で通報できる制度が必要。会社には産業医もいて、そこから上がってくることもあるので、そうした制度も必要。ハラスメントはあやふやな問題が出てくる。ルールがしっかりできていないと、何がよくて、何がパワーハラスメントかが分からない。早急なルールづくりが必要。

 ■会社でセクハラ、パワーハラスメントのことは勉強している。再度勉強し直し、役立てたい。

 ■こういうことがあったからこそ、理事、コーチは選手とコミュニケーションをしっかりとり、2020年へ向けて頑張らなければならないと思う。

 ■役員一同、今までの意見を吸い上げて、2020年へ向けて心をひとつにしてほしい。合わせて外部の意見も取り入れていくことが必要だと思う。

 ■外国の指導者から、女子の指導は非常に難しいと聞いた。男子は「母校のため」「伝統のため」に頑張るが、女子は「この人のため」頑張るという面があるという。その違いを考えなければならない。昔は手も出たが、時代が変わり、パワーハラスメントの定義もでき、受け取る側の気持ちも違い、難しさがある。パワーハラスメントにならない範囲で厳しさを課さなければ勝てない。東京オリンピックまで時間はない。現場は信念を貫き、乗り越えて頑張ってほしい

 ■私はこれまで、周囲から「言葉の暴力がひどい」と言われてきた。それも必要だと思っていた。こうした問題がおき、反省したい。

 ■一般財団法人から公益財団法人となり、公的なポストについたものは、公人として発言しないとならない。私的な感情を交えて、それに自分の地位を重ねたことを自制しないとならない。







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