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2018.06.08

【関東高校大会・特集】アジア・カデット選手権グレコローマン優勝の山田脩(千葉・日体大柏)がフリースタイルでも圧勝!


(文・撮影=増渕由気子)

二刀流での活躍を目指す山田脩。今大会はフリースタイルで優勝

 「野球の大谷翔平選手(大リーグ・エンゼルス)のように、僕も二刀流で活躍したい!」-。関東高校大会の男子フリースタイル71kg級は、山田脩(千葉・日体大柏)が決勝で髙森新世(茨城・鹿島学園)を5分46秒、12-2のテクニカルフォールで勝って初優勝を決めた。

 10.12~14ユース・オリンピック(アルゼンチン)の予選を兼ねた5月のアジア・カデット選手権では、グレコローマン71kg級で3試合を勝ち抜いて優勝。「将来はグレコローマンを専門にしたい気持ちがある」と話す山田だが、今大会はフリースタイルに出場しての優勝。両スタイルでの活躍を披露した格好となった。

 森下史崇コーチは「フリースタイル出場は学校対抗戦がかかっていたため」と、山田をフリースタイルに出場させた理由を挙げた。3月の全国高校選抜大会でも74kg級で2位となっており、高校トップレベルの選手でもある。

 フリースタイルの精鋭たちがそろう日体大柏に進学し、山田は「自分のタックルとレベルが違いすぎる」と舌を巻いた。だが、その環境に身を置いたことで「自分のフリースタイルはもっと成長できると思います」と伸びしろがあることを強調した。

10月まで両スタイルにまたがっての大会が続く

 両スタイルに長けている山田にとって、「差し」は要の技だ。「差しの展開が作れたら、どちらでもやれる。差しからがぶりは中学生からずっと練習してきた技です」と胸を張る。森下コーチも「山田が通ったゼントータル・レスリングクラブ(愛知)は、グレコローマンをよく練習するクラブなので、グレコローマンの技がうまいですね」と評価する。

決勝で闘う山田。次のビッグマッチはグレコローマンの世界カデット選手権

 さらに、スタミナがあり、バランス感覚も備わっていることが両スタイルに通用する力をつけている要因だ。山田は理想の試合展開を「前半取れるだけ点数を取り、後半逃げ切りたい」と話す。それもスタミナがあるからできるスタイルだ。

 関東高校大会を2年生で制した山田にとって、この夏は、高校生にとって大切、かつ名誉な試合が立て続けに行われる。7月上旬には世界カデット選手権(クロアチア=グレコローマン代表に内定)があり、県予選を勝ち抜けば8月上旬のインターハイと中旬の全国高校グレコローマン選手権。そして代表に決まれば、10月がユース・オリンピック。両スタイルにまたがっての大会が続く。

 森下コーチは「国体も控えている。今のところ、すべての大会に出す予定でいます」と話せば、山田も「体重は1週間あれば調整できる。この日程をなんとか完走したいです」と目を輝かせた。

 山田がグレコローマンにこだわりを見せるのは、日体大柏がフリースタイルに定評があることも大きい。「柏はどうせフリースタイルでしょう、って思われています。グレコローマンもできますよって言うところを見せたい。この夏は、野球の大谷翔平選手のように、フリーもグレコも二刀流で金メダルを取れるようにしたいです!」







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