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2018.06.25

男子グレコローマンの全日本チームが合宿スタート


十日町合宿に続いて本拠地での合宿を開始した男子グレコローマンの全日本チーム

 男子グレコローマンの全日本チームが6月24日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿をスタートした。

 全日本選抜選手権が終わった2日後の19日から22日まで新潟・十日町の自然の中で体力トレーニングを中心とした合宿を行い、中1日置いての再スタート。7月7日までの長丁場に加え、日体大に練習に来ている台湾選手が参加。25日にはオーストリアから、26日にはハンガリーからそれぞれ選手が参加し、外国選手との闘いを経験できる質量ともハイレベルの合宿が予想される。

 松本慎吾・男子グレコローマン強化委員長(日体大教)は「オーストリアを受け入れる関係で、いつも以上に長い合宿となった。ハンガリーからは元世界チャンピオン(バラス・キス=97kg級)も来る。特に重量級にはいい練習になる。しっかり鍛えたい」と言う。

 7月7日(土)の世界選手権代表決定プレーオフに出場する4選手(63・82kg級)に対しては、「国内で勝つことが目標ではない。世界選手権でいかに闘うか、いかにメダルを取るかを念頭において練習してほしい」と望んだ。

 練習が始まると、自らも打ち込みやスパーリングに加わっての実践指導を展開。選手を集め、「(日本選手は)差して、差して、差し勝つことが基本。体を密着させて小手を振らせないようにし、最後の最後まで勝つことにこだわれ」などと熱く伝え、熱の入った練習を行った。

「ばらばらだったレスリングを元に戻したい」…60kg級・太田忍

 昨年12月の全日本選手権に続いて全日本選抜選手権を制し、プレーオフなしで世界選手権の代表に内定した60kg級の太田忍(ALSOK)は「全日本選抜選手権は、自分のレスリングがばらばらで、あまりいい内容ではなかった。基本に戻り、この合宿で元に戻したい」と話す。

松本慎吾強化委員長の指導

 7月下旬のトルコ遠征(後述)には参加しないので、大舞台のアジア大会(8月19~22日、トルコ)が次の闘いとなる。2月のアジア選手権(キルギス)で優勝しているものの、マークしていた韓国選手が反対側のブロックでポカしたため対戦しないでの優勝。“真のアジア王者”という気持ちは持っていない。

 しかし、「強敵ですけど、自分のレスリングをすれば負ける相手ではないと思っています。しっかり仕上げたい」とも口にし、世界王座奪取の前にアジアのナンバーワンを取りにいく。

 左ひざの負傷・手術で約1年間のブランクを乗り越えて全日本選抜選手権で優勝した82kg級の鶴田峻大(自衛隊)は「勝ちたい」と一言。優勝したとはいえ、「運がよかっただけ。けがする前までは、もっと押せた。そうしたあたりが戻っていない」と満足しておらず、プレーオフまでにしっかり修正したいという。

 プレーオフで闘う相手は全日本王者の前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)。全日本選抜選手権では闘う機会がなかったが、2016年の全国社会人オープン選手権で土をつけている。多少の得意意識があると思われるが、「そのあとの全日本選手権で負けていますから…。気を抜かないでやります」と気を引き締めた。

 2016年リオデジャネイロ・オリンピックでは一人の代表も出せずに不振だった自衛隊だが、今年はすでに2階級で代表を決め、男女6選手がプレーオフへ。上昇気流がある。プレーオフは自衛隊体育学校のある和光市で実施されることもあり、体育学校の幹部クラスも応援に来る予定という。「負けられませんよね」と気を引き締めた。

 男子グレコローマン・チームはプレーオフのあと、7月17日からトルコへ遠征。ベービ・エムレ&ハミット・カプラン国際大会(トルコ)に出場して実戦練習を積み、8月19日からのアジア大会(インドネシア)に臨む。

6面マットをフルに使っての練習。27日からはフリースタイルも始まる


アジア大会へ向けて燃える60kg級の太田忍


負傷による戦線離脱を乗り越え、プレーオフに挑む鶴田峻大と見守る松本慎吾強化委員長







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