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2018.06.25

中国オープン出場の女子チームが帰国

中国から帰国した女子チーム

 世界レスリング連盟(UWW)のランキング決定大会「中国オープン」に出場した女子チームが6月24日、羽田空港着の日本航空で帰国した。

 5選手が出場して3選手が金メダル、1選手が銀メダル、4位が1選手という好成績。金浜良監督(ジャパンビバレッジ)は「明治杯(全日本選抜選手権)の直後だったけど、どの選手も疲れを見せず、元気よく闘ってくれた」と選手の頑張りを評価。

 ブルガリアから名コーチを招へいして強化している中国での試合だけに、かなり厳しい闘いを予想していたというが、「そのプレッシャーが奮起となり、かえってよかった。重量級もよくやってくれた」という。65kg級の森川美和(日体大)だけがメダルを逃したが、「現段階での実力の120パーセントは出したと思う。古市(雅子=72kg級2位)とともに、体づくりをしっかりやって体力をつければ、世界で勝っていけると思う」と話した。


 ■53kg級優勝・宮原優(博報堂DYスポーツ)「(全日本選抜選手権直後だったため)気持ちをつくるのが難しかった。優勝を意識するより、1試合ごとを全力で臨むことを心がけた。脚がよく動き、初戦からタックルにいけたことは満足しています。2回戦の中国選手は、1月のヤリギン国際大会(ロシア)でぎりぎりに勝った相手。タックルにはいけなかったけど、アグレッシブに攻められたことは満足できます。このあとはアジア大会も世界選手権も行けないので、12月の全日本選手権に向けてしっかり頑張ります」

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羽田空港での解団式

 ■55kg級優勝・向田真優(至学館大)「明治杯(全日本選抜選手権)での反省を生かそうと臨みました。最初から攻めることができ、明治杯より内容はよかったと思います。決勝は9-0でしたけど、最後の最後まで自分の攻めをできたと思います。それでも、たくさんの課題が見つかりました。ひとつひとつ克服し、世界選手権(10月、ハンガリー)へ向けて気持ちを新たにして頑張りたい」

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 ■59kg級優勝・熊野ゆづる(日大)「1回戦のキルギス選手は世界選手権3位、アジア選手権優勝の選手、実績ではかないませんし、負けたことのある相手です。でも、3月のアジア選手権(キルギス)でメダルを取れなかったので、絶対に勝つつもりでした(4-3で勝利)。3試合を通じて内容はまだまだですけど、勝ちにいくことを目標にしていたので、勝ってよかったです。次はアジア・ジュニア選手権(7月、インド)になります。ジュニアの最後の大会なので、しっかり優勝し、そのあとシニアの舞台で頑張りたい」

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 ■65kg級・森川美和(日体大=3位決定戦の第1ピリオドにバッティングし、右目を腫らす)「1回戦で勝った中国選手に、3位決定戦で負けてしまいました。相手の『勝ちたい』という気持ちや圧力が自分より上でした。バッティング(による負傷)は関係ありません。遠征のメンバーは全員が高校(東京・安部学院高)の先輩。心強く、応援してもらったのに、結果を出せなかったことが悔しい。世界ジュニア選手権(9月、スロバキア)に出ることが内定しているので、1大会ごとに頑張りたい」

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 ■72kg級2位・古市雅子(日大)「最後にやった相手は、1月のヤリギン国際大会で負けた相手。今度は勝つつもりでした。最後に逆転できたのに、気持ちが抜けてしまって、逆に返されてしまいました。最後まで気を抜いては駄目ですね。しっかり差を付けて勝てるようにしたい。全日本選手権に向けて、しっかり頑張りたい。(72kg級は非オリンピック階級なので)階級もしっかり決めたい」







2023年世界選手権/激戦の跡
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