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2018.07.25

トルコ遠征の男子グレコローマン全日本チームが帰国


トルコ遠征から帰国した選手に熱き思いを伝えた松本慎吾・男子グレコローマン強化委員長

 トルコ・イスタンブールで行われた男子グレコローマン「ベービ・エムレ&ハミト・カプラン国際大会」に出場した男子グレコローマンの全日本チームが7月24日、成田空港に帰国した。

 世界レスリング連盟(UWW)のランキング決定大会。世界王者も出場した階級もあるハイレベルな大会で、「銀1個・銅3個」を取っての帰国。しかし、一番いい色のメダルがなく、松本慎吾・男子グレコローマン強化委員長(日体大教)は厳しい表情。第一声は「優勝選手を出せなかったのが反省点」。課題の残る遠征だったようだ。

 「勝てる試合を落とした選手が多かった」とのことで、当面の目標のアジア大会に向けて「しっかり修正したい。アジア大会では金メダル獲得を目指す」ときっぱり。

 そんな中でも、87kg級の角雅人(自衛隊)が銅メダルを取り、アジア選手権2位を含めて昨年末からの国際大会でコンスタントに好成績を残していることが、重量級の底上げという意味で価値ある成績と言えよう。松本委員長も「一定のレベルにはいっている」と評価した。それでも、「同じくらいのレベルの選手はたくさんいる」とも言い、「そこを勝ち切れる強さを目指して、さらに力をつけさせたい」と期待した。

 この種の国際大会では、地元選手の反則を見逃すなどの地元びいき判定がつきもの。選手の口から出てくることはなかったが、今大会でも少なからずあったようだ。松本委員長は、その事実を認めながらも、「どんなことがあっても勝たないとならない。そこを勝つことが、本物の強さ。それがなかったから負けた」と、ここでも厳しい姿勢を見せた。

 空港での最後のミーティングでは、「全階級でオリンピックに行けるよう、コーチは全力を尽くす。厳しいことも言うが、頑張ってほしい」と熱い思いを伝えた。

 このあと、8月4~9日に群馬・草津で、9~17日に東京・味の素トレーニングセンターで合宿し、アジア大会へ臨む。


メダル獲得選手。左から角雅人、屋比久翔平、清水早伸、田野倉翔太

 ■55kg級銀メダル・田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教)「(復帰して)体力的にどうなのかな、という面がありましたが、思った以上に体力が戻っていて、リカバリー面とかもうまくいきました。それだけに、優勝できなかったのが悔しい。今回負けてよかった、となるようにします。簡単に勝たせてはもらえないけど、しっかり練習すれば(世界王者は)いける、というものが見えた大会です。でも、練習しなければ勝てない。この夏、どこまで自分の体を作れるかです。とにかく練習です」

 ■60kg級銅メダル・清水早伸(自衛隊)「久しぶりのメダルです。田野倉選手と一緒に行って、決勝で勝った時以来ですね(注=2013年ハンガリーGPのこと。厳密には、その8ヶ月後のNYACホリデー国際大会で銅メダルを取っている)。2回戦でリフト技にかかってしまい、追いつけなかった。そこで落ち込んでしまったけど、日本の60kg級は強いところを見せたかったので、持ち直しました。敗者復活戦と3位決定戦は翌日だったので、夜にビデオで徹底的に研究しました。研究勝ちです。国際大会でメダルを取れる実力があるところを見せたかったので、メダル獲得は自信になります。全日本選手権でも頑張り、次の国際大会は金メダルを持ち帰ります」

 ■77kg級銅メダル・屋比久翔平(ALSOK)「久々のメダルでしたけど、内容が内容だったので…。もっと練習して、アジア大会では優勝できるように頑張ります。(テクニカルフォール勝ちの)1回戦からしてリフトで上げられ、準決勝、3位決定戦も押し込まれていた。3位決定戦の相手は去年の世界選手権で勝っている相手なので、もっと楽に勝たないとならなかった。構え、体の使い方などを再確認したい」

 ■87kg級銅メダル・角雅人(自衛隊)「2回戦のアゼルバイジャン戦が駄目だった。組み手、戦略すべてが駄目で、自分の形ができなかった。強い選手が相手でも互角近くに闘えなければならない。松本監督から『コンスタントに結果を出さなければ駄目だぞ』と言われ、気持ちを切り替えて敗者復活戦に臨むことができました。メダルは取りましたが、優勝じゃないから、自信とかまでは…。このあと、アジア大会、世界選手権と続きますが、自分の力を出し切って、上位を目指します」







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