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2018.08.06

アジア・スクールボーイ選手権(イラン)出場の男子フリースタイル・チームが帰国


団体2位の成績で帰国した男子フリースタイル・チーム

 イラン・カラジで行われた第1回アジア・スクールボーイ選手権に出場した男子チームが8月5日、成田空港に帰国した。日本はフリースタイルのみに出場し、4階級で優勝、3選手が銀メダル獲得。国別対抗得点はイランに続いて2位という成績だった。

 沼尻久団長(全国中学生連盟会長)は「みんな最初は緊張していたけど、2回戦、3回戦になるにつれ自分の力を発揮した。今回の選手はすばらしい選手たちが集まりました」と振り返る。大会の規模などを考え、「中学生選手の夢として、この大会は来年以降も続けてほしい」と希望した。

 豊田聡監督(全国中学生連盟理事長)は「第1回ということで緊張感がいっぱいだっだ。これだけの成績を取れてうれしい。特に重量級は日本選手が通用するのかどうか心配だったけど、北脇君(香=東京・日本工大駒場中、85kg級)とか想像以上の活躍をしてくれた」と言う。

 カデット以上のアジア選手権の男子で、国別対抗得点で2位になることは、そうそうない。それだけに「団体戦の入賞は、正直なところ考えていなかった」と言う。しかし、「階級によってはイランを破っての成績を残し、そのうえでの2位はよくやりました」と評価。連盟のスタッフは、これまでは全中(全国中学生選手権)の開催を中心に考えていたけど、この世代で世界に通用する強化を考えていきたい」と話した。

解団式であいさつする豊田聡監督

 生活面ではハードな遠征となったそうだが、選手は泣き言も言わずに過ごしたそうで、「たくましさを感じました」とのこと。団体2位にイランの人がすごく喜んでくれたそうで、「親日感情を感じました」と、マット以外での発見も多かったようだ。

 グレコローマンは見るだけに終わったが、沼尻団長、豊田監督とも、そのレベルに驚いた様子。「来年はグレコローマンにも派遣したい」と口にしていた沼尻団長だが、「いつグレコローマンの練習をするのか、という問題がある。オリンピックを考えればグレコローマンも派遣しなければならないが、けがが心配。派遣を考えてはいくものの、来年すぐに、とは言えない」と、慎重論へ方向転換。  

 豊田監督は「当初、全国大会の1位をフリースタイル、2位をグレコローマンという声もあったのですが、そんな甘いものじゃないことを痛感しました」と言う。ただ、「日本では無理だよね、ではなく、何らかの形で強化していきたい」と話した。


 ■44kg級優勝・西内悠人(高知・高知南中=高知クラブ)「国歌を聴いたとき、すごく気持ちよく、うれしかった。最後まであきらめず、ばてても点を取りにいったことが優勝の要因だと思います。周りの方が支えてくれた結果です。感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張りたい。外国選手は力があり、返し技もやってきてやりづらかった。タックルにいっても、なかなか取れないこともあった。もっと技術を高めて、自分の流れで勝てるようにしたい」

 ■48kg級優勝・尾西大河(佐賀・鳥栖クラブ)「国際大会は3回目で、これまでは優勝できなかった。優勝できてホッとしています。所属ではタックルを入られてからの動きとか、どんなポジションからでもの闘いを練習してきたので、その結果が出たと思います。団体も準優勝で、チームに貢献できたと思いました。グレコローマンを中心にやっています。フリースタイルでも、守りの時の差しとかでグレコローマンの技術を生かせて勝ちにつながりました。これからも出る大会で優勝を続け、国際大会で優勝して日本に貢献したい」

 ■57kg級優勝・高橋海大(東京・稲付中=JOCエリートアカデミー)「世界カデット選手権の決勝は逆転負けという結果で、とても悔しかった。今回は絶対に優勝するという気持ちで行ったので、とてもうれしい。自分から攻めるレスリングが出せたのが勝因です。(アカデミー出身の選手はシニアでも台頭しているが)これからは自分達の世代の時代がきますので、続けるように頑張っていきたい。年末の全国中学選抜選手権でも優勝し、来年の世界カデット選手権では必ず金メダルを取りたい」

 ■62kg級優勝・荻野海志(埼玉・埼玉栄中)「チームには国際大会を経験している選手が何人かいましたけど、(自分は)初めてなので緊張が大きかったです。決勝までは課題が残る試合でしたが、決勝は自分から攻めることができ、周りの声がしっかり聞こえるなど、心に余裕がありました。それがよかったのだと思います。階級を上げて出たのですが、外国選手は大きく、自分が一番小さかった。パワーの差を感じました。今後はカデットの国際大会で優勝を目指します」







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