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2018.08.11

【インターハイ・特集】2年連続優勝の吉元玲美那(埼玉・埼玉栄)が最優秀選手賞を受賞


(文・撮影=増渕由気子)

2年連続優勝でMVP受賞の吉元玲美那(埼玉・埼玉栄)

 女王同士の対決を制して大会連覇! インターハイの女子50kg級は、昨年46kg級チャンピオンの吉元玲美那と49kg級チャンピオンの吉村涼菜(どちらも埼玉・埼玉栄)が準決勝で激突。同門で同級生の対決は、6月の関東高校大会に続いて吉元が競り勝った。

 決勝では片岡梨乃(千葉・日体大柏)相手にバックポイントなどで得点を重ね、7−1で2連覇を達成。女子の最優秀選手賞にも選ばれた。

 「インターハイは高校生の時しかなく、あとで出ることはできない。今年が最後の夏だ」−。3年間限定の特別な大会にかける想いが強かった吉元は「準決勝がヤマ場でした」と振り返る。去年は階級をずらして吉村と仲よく優勝を手に入れたが、今年は同じ階級のライバルとなった。吉元は「中学時代から同門ですが、ずっと涼菜のほうが強かった」と話し、吉村を追いかける立場だった。

 転機になったのは最上級生になり、女子のキャプテンを任命されたことだった。「自分が一番完ぺきにできていないと、他人に指摘できません。恥じることなく、みんなに言えるようにとやってきました」。チームの鑑になるべくひたすら努力の毎日は、「主将として大変な思いもした」と、言葉に表せられない辛さもあったが、主将としての毎日が吉元を成長へと導いた。

試合は、まず勝つことが大切

 吉元は主将になって視野が広くなった。逆に言うと「これまでは自分のことしか見てなかった」と振り返る。なぜ、吉村に勝てないのか、どこが自分より秀でているのかが少しずつ理解できるようになり、見習うべきところは吉村のやり方を取り入れたりもした。

決勝では「野口監督の声援に応えたかった」と中学時代からの師匠のためにも全力を尽くした

 試合でも、やりたい技とその時に決められる技は違う。「ここぞという時に負けてきた」という吉元は、これまで試合展開にこだわり過ぎていたようだが、この1年で試合での優先順位もつけられるようになった。試合は、まず勝つことが大切だ。

 吉元の得意技はタックル。決勝では、それを狙いにアタックしたが、相手のディフェンスが強く、なかなか入れないと悟ると、崩しに変更。相手を落としてからバックポイントを奪うなど、別の技で得点を重ねて7−1と大勝し、最後のインターハイで有終の美を飾った。

 女子の最優秀選手に選ばれたことは意外だったようで、「別の選手が選ばれるかと思った」とびっくりした様子。来年からは大学生となり、ジュニアの部に参戦する。階級は大激戦区の50kg級だ。「自分自身を研究してもっとレベルアップしてジュニアでも闘えるようにしたいです」−。







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