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2018.08.14

【2018年アジア大会・展望(11)】アジア女王の周風(中国)が頭ひとつリードか…女子68kg級

 《大会日程》
8月19日(日) 男子フリースタイル57・65・74・86・97kg級
   20日(月) 男子フリースタイル125kg級/女子50・53・57・62kg級
   21日(火) 女子68・76kg級/男子グレコローマン60・67kg級
   22日(水) 男子グレコローマン77・87・97・130kg級


《日本代表》 源平彩南(げんぺい・あやな=至学館大)
 1996年6月1日生まれ、22歳。東京都出身。東京・安部学院高卒。158cm。2014~16年のアジア・ジュニア選手権67・63kg級で3連覇。2016年は世界ジュニア選手権63kg級でも勝ち、全日本の2大会でともに2位と急速に力を伸ばした。2017年はアジア選手権2位のあと、U-23世界選手権で優勝。
《詳細》 《JWFデータベース》 《国際大会成績》

女子68kg級・出場が予想される主な選手

※大会公式サイトのエントリーによります。最終エントリーで選手が入れ替わる場合もあります。

アジアの第一人者、周風(中国)

 前回75kg級優勝で2015年世界選手権69kg級2位の周風(中国)が昨年のアジア・インドア&マーシャルアーツ大会69kg級と2018年アジア選手権68kg級で優勝。この階級の第一人者の活躍で、2017年アジア選手権で負けた土性沙羅がいない状況下では優勝候補の筆頭と言えるだろう。

 追う選手は、今年のアジア選手権2位のツメンチェチェグ・シャークー(モンゴル)、同3位のメーリム・ジュマナザロワ(キルギス)がどこまで食いつけるか。ズマナザロワは今年のアジア・ジュニア選手権優勝の成長途上の18歳。

 カザフスタンは昨年のアジア・インドア&マーシャルアーツ大会69kg級2位の選手が階級を上げ、6月のモンゴル・オープン2位のジャミラ・バクベルゲノワがこの階級に出てきそう。時に72kg級で闘っていた成果を出せるか。

 アジア・ジュニア選手権2位のディブヤ・カクラン(インド)は躍進目覚ましいインドの勢いに乗れるか。

 68kg級では初めての闘いとなるU-23の63kg級世界チャンピオン、源平彩南(至学館大)が体重差を乗り越えて上位に食い込めるか。


出場が予想される主な選手の略歴

Zhou, Feng

Zhou, Feng(周風=中国)
 1993年9月12日生まれ、24歳。ジュニアの世界チャンピオンを経て2014年アジア大会75kg級優勝。69kg級で2015年世界選手権2位となり、2016年リオデジャネイロ・オリンピック出場(12位)。2017年はアジア選手権3位、アジア・インドア&マーシャルアーツ大会優勝。2018年アジア選手権は68kg級で優勝。

Bakbergenova, Zhamila(カザフスタン)
 1996年1月6日生まれ、22歳。2017年にイスラム諸国連合競技会2位。2018年は72kg級でヤリギン国際大会3位、アジア選手権6位の成績を残したが、その後のモンゴル・オープンは68kg級に戻して2位。

Zhumanazarova, Meerim

Zhumanazarova, Meerim(キルギス)
 1999年11月9日生まれ、18歳。2017年アジア・ジュニア選手権67kg級優勝、世界ジュニア選手権は3位。シニアの世界選手権69kg級にも出場し13位へ。アジア・インドア&マーシャルアーツ大会は3位。今年のアジア選手権68kg級で3位となり、アジア・ジュニア選手権68kg級で優勝。

Sharkhuu, Tumentsetseg

Sharkhuu, Tumentsetseg(モンゴル)
 1990年6月24日生まれ、27歳。63・69kg級でアジア選手権での上位を繰り返したが、2016年リオデジャネイロ・オリンピックは逃す。2017年ヤリギン国際大会(ロシア)69kg級3位のあと、モンゴル・オープン優勝。2018年はアジア選手権68kg級2位。

Kakran, Divya(インド)
 1998年7月2日生まれ、20歳。2015年アジア・カデット選手権優勝を経て、2017年にシニアのアジア選手権69kg級2位。同年のU-23世界選手権で5位。2018年はシニアのアジア選手権68kg級で5位のあと、アジア・ジュニア選手権2位。


最近の国際大会成績

 【2018年3月:アジア選手権65kg級(キルギス)】
[1]Kaur, Navjot(インド)
[2]今井海優(日本)
[3]Lee, Han Bit(韓国)
[4]Tsevegmed, Enhbayar(モンゴル)
[5]Baltaniyazova, Bakhtigul(ウズベキスタン)
[6]Kairgeldinova, Albina(カザフスタン)

 【2018年3月:アジア選手権68kg級(キルギス)】
[1]Zhou, Feng(中国)
[2]Sharkhuu, Tumentsetseg(モンゴル)
[3]Kazyulina, Irina(カザフスタン)
[3]Zhumanazarova, Meerim(キルギス)
[5]Park, Sujin(韓国)
[5]Kakran, Divya(インド)

 【2017年9月:アジア・インドア&マーシャルアーツ大会69kg級(トルクメニスタン)】
[1]Zhou, Feng(中国)
[2]Syzdykova, Elmira(カザフスタン)
[3]Kaur, Navjot(インド)
[3]Zhumanazarova, Meerim(キルギス)
[5]Bozaganova, Solmaz(トルクメニスタン)
[5]松雪成葉(日本)

 【2017年8月:世界選手権69kg級(フランス)/10位以内のアジア選手】
[1]土性沙羅(日本)
[3]Han, Yue(中国)
[5]Syzdykova, Elmira(カザフスタン)
[7]Ochirbat, Nasanburmaa(モンゴル)

 【2017年5月:アジア選手権69kg級(インド)】
[1]土性沙羅(日本)
[2]Kakran, Divya(インド)
[3]Zhou, Feng(中国)
[3]Park, Hyeon-Yeong(韓国)
[5]Syzdykova, Elmira(カザフスタン)
[5]Huang, Chen-Chi(台湾)







2023年世界選手権/激戦の跡
JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

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