日本レスリング協会公式サイト
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2018.08.14

【2018年アジア大会・展望(12)】周倩(中国)の牙城に挑む皆川博恵…女子76kg級

 《大会日程》
8月19日(日) 男子フリースタイル57・65・74・86・97kg級
   20日(月) 男子フリースタイル125kg級/女子50・53・57・62kg級
   21日(火) 女子68・76kg級/男子グレコローマン60・67kg級
   22日(水) 男子グレコローマン77・87・97・130kg級


《日本代表》 皆川博恵(みながわ・ひろえ=クリナップ)   
 1987年8月19日生まれ、31歳(大会時)。京都府出身。京都・立命館宇治高~立命館大卒。162cm。2012年に世界選手権75kg級11位。その後、2013年9位、2014年7位(75kg級)と順位を上げた。負傷で2015年世界選手権を棄権。オリンピック予選に間に合わなかった。2017年世界選手権で銅メダル獲得。
《詳細》 《JWFデータベース》 《国際大会成績》

女子76kg級・出場が予想される主な選手

※大会公式サイトのエントリーによります。最終エントリーで選手が入れ替わる場合もあります。

好調を続ける周倩(中国)

 2015年に世界選手権75kg級で2位となっている周倩(中国)が、今年は76kg級で1月のヤリギン国際大会(ロシア)と3月のアジア選手権で優勝。3月のワールドカップでも3戦全勝と好調。勢いに乗って今大会も制するか。

 アジア選手権2位の皆川博恵(クリナップ)は、同決勝を含めてソウ・シアンとの対戦成績が3戦3敗。アジア・チャンピオンに2度輝いている皆川だが、ゾウの壁を破ることが優勝への道だ。

 昨年のアジア・インドア&マーシャルアーツ大会75kg級3位のアイペリ・メデトキジ(キルギス)は、今年のアジア・ジュニア選手権優勝の19歳。どれだけ成長しているか。

階級を上げたナサンブルマー・オチルバト(モンゴル)

 階級を上げてきた選手には、2人の要注意選手がいる。エルミラ・シズジコワ(カザフスタン)は69kg級で2016年リオデジャネイロ・オリンピックに出場し銅メダル。今年から76kg級で闘い、アジア選手権3位、モンゴル・オープン1位などこの階級でも台頭。

 ナサンブルマー・オチルバト(モンゴル)も69kg級でリオデジャネイロのマットで闘った選手(8位)。昨年の世界選手権は同級7位。今年はまず72kg級で闘い、ヤリギン国際大会(ロシア)とアジア選手権で3位。3月のワールドカップ(群馬・高崎)も72kg級で闘ったあと、6月のモンゴル・オープンで76kg級にアップ。2位に入った。


出場が予想される主な選手の略歴

Zhou, Qian

Zhou, Qian(中国)
 1989年3月11日生まれ、29歳。2015年世界選手権72kg級で2位になるも、国内予選で敗れてリオデジャネイロ・オリンピックのマットに立てず。2018年は76kg級でヤリギン国際大会(ロシア)とアジア選手権で連続優勝。3月のワールドカップでも全勝。

Syzdykova, Elmira

Syzdykova, Elmira(カザフスタン)
 1992年2月5日生まれ、26歳。2008年アジア・カデット選手権70kg級優勝で国際舞台のキャリアがスタート。2015年世界選手権69kg級7位などを経て2016年リオデジャネイロ・オリンピック3位。2017年世界選手権は5位。アジア・インドア&マーシャルアーツ大会2位を経て、今年のアジア選手権76g級4位。その後のモンゴル・オープンで優勝。

Medet Kyzy, Aiperi(キルギス)
 1999年3月30日生まれ、19歳。2016年にアジア・カデット選手権70kg級優勝、2017年に世界ジュニア選手権72kg級優勝のほか、アジア・インドア&マーシャルアーツ大会75kg級3位とシニアの舞台でも力を発揮。2018年は76kg級でシニアのアジア選手権5位、アジア・ジュニア選手権優勝。

Ochirbat, Nasanburmaa

Ochirbat, Nasanburmaa(モンゴル)
 1989年4月14日生まれ、29歳。2011年世界選手権63kg級3位でオリンピック出場枠を取ったが、国内予選で敗れてロンドンのマットには立てず。2015年世界選手権69kg級5位のあと、2016年リオデジャネイロ・オリンピックに出場して8位。今年のアジア選手権72kg級2位を経て、6月のモンゴル・オープンは76kg級で2位。

 


最近の国際大会成績

 【2018年3月:アジア選手権72kg級(キルギス)】
[1]Han, Yue(中国)
[2]Ochirbat, Nasanburmaa(モンゴル)
[3]古市雅子(日本)
[4]Bakbergenova, Zhamila(カザフスタン)
[5]Pinki(インド)

 【2018年3月:アジア選手権76kg級(キルギス)】
[1]Zhou, Qian(中国)
[2]皆川博恵(日本)
[3]Hwang, Eunju(韓国)
[3]Syzdykova, Elmira(カザフスタン)
[5]Medet Kyzy, Aiperi(キルギス)
[5]Amgalanbaatar, Tsanchalnyamaa(モンゴル)

 【2017年9月:アジア・インドア&マーシャルアーツ大会75kg級(トルクメニスタン)】
[1]Paliha, Paliha(中国)
[2]Yerkebayeva, Gulmaral(カザフスタン)
[3]Medet Kyzy, Aiperi(キルギス)
[3]馬場菜津美(日本)
[5]Kurambaeva, Rozanna(トルクメニスタン)
[5]Mata, Beatrice Delin(グアム)

 【2017年8月:世界選手権75kg級(フランス)/10位以内のアジア選手】
[3]鈴木博恵(日本)
[5]Paliha, Paliha(中国)
[8]Pooja, Pooja(インド)
[9]Ganochir, Urtnasar(モンゴル)
[10]Medet Kyzy, Aiperi(キルギス)

 【2017年5月:アジア選手権75kg級(インド)】
[1]Paliha, Paliha(中国)
[2]古市雅子(日本)
[3]Jyoti(インド)
[3]Yerkebayeva, Gulmaral(カザフスタン)
[5]Ganochir, Urtnasar(モンゴル)
[6]Jeong, Seo-Yeon(韓国)







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