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2018.08.15

【2018年アジア大会・展望(14)】世界王者・柳漢壽(韓国)に2戦2勝! 下山田培にチャンスあり…男子グレコローマン67kg級

 《大会日程》
8月19日(日) 男子フリースタイル57・65・74・86・97kg級
   20日(月) 男子フリースタイル125kg級/女子50・53・57・62kg級
   21日(火) 女子68・76kg級/男子グレコローマン60・67kg級
   22日(水) 男子グレコローマン77・87・97・130kg級


《日本代表》下山田培(しもやまだ・つちか=警視庁)
 1994年7月8日生まれ、24歳、茨城県出身。茨城・霞ヶ浦高~日体大卒。165cm。高校時代は全国大会2位が最高。日体大へ進み、2015年全日本学生選手権66kg級優勝と台頭し、全日本選手権で3位入賞。2016年の全日本学生選手権も制した。2017年は2月にデーブ・シュルツ国際大会(米国)66kg級で優勝など国際舞台で活躍した。
《詳細》 《JWFデータベース》 《国際大会成績》

男子グレコローマン67kg級・出場が予想される主な選手

※大会公式サイトのエントリーによります。最終エントリーで選手が入れ替わる場合もあります。

2大会連続優勝を目指す世界王者の柳漢壽(韓国)

 昨年の66kg級世界チャンピオンの柳漢壽(韓国)がエントリー。前回大会に続く優勝を目指す。アジアのみならず世界の第一人者だが、日本代表の下山田培(警視庁)は柳漢壽に2連勝中と相性がいい。日韓の決勝対決となるか。

 2月のアジア選手権決勝で下山田を破って優勝したのが、アルマト・ケビスパエフ(カザフスタン)。オリンピックに2度出場している強豪で、今年は1月のタクティカップ(イラン)優勝、6月のハンガリーGP3位と実力をキープしている。

 59・60kg級でアジア選手権3度優勝のエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)は、昨年の世界選手権66kg級こそ2回戦敗退だったが、アジア・インドア&マーシャルアーツ大会では3位へ。今年のアジア選手権は63kg級に出場して優勝。階級アップは順調のようで、優勝候補の一角に入る選手であろう。

 イランは2016年世界大学選手権66kg級3位の成績はあるが、ほとんど知られていないモハマド・レザ・ゲラエイ。どの程度の実力か。


出場が予想される主な選手の略歴

柳漢壽

Ryu, Han-Soo(柳漢壽=韓国)
 1988年2月1日生まれ、30歳。66kg級で2013年世界選手権優勝、2014年アジア大会優勝、2015年世界選手権2位など。2016年リオデジャネイロ・オリンピックは5位だったが、2017年世界選手権で優勝。

Kebispayev, Almat

Kebispayev, Almat(カザフスタン)
 1987年12月12日生まれ、30歳。2012年ロンドン・オリンピック60kg級5位、2016年リオデジャネイロ・オリンピック59kg級7位。2018年は67kg級でタクティカップ(イラン)とアジア選手権で優勝。

Tasmuradov, Elmurat

Tasmuradov, Elmurat(ウズベキスタン)
 1991年12月12日生まれ、26歳。60・59kg級でアジア選手権3度優勝など。2016年リオデジャネイロ・オリンピック59kg級は3位。2017年は66kg級で世界選手権に出場し(15位)、アジア・インドア&マーシャルアーツ大会3位。2018年アジア選手権は63kg級で優勝した。

Geraei, Mohammad Reza(イラン)
 1996年7月25日生まれ、22歳。2016年アジア・ジュニア選手権60kg級2位などを経て、2016年世界大学選手権66kg級3位。


最近の国際大会成績

 【2018年2月:アジア選手権63kg級(キルギス)】
[1]Tasmuradov, Elmurat(ウズベキスタン)
[2]Amatov, Urmatbek(キルギス)
[3]Ainagulov, Meirambek(カザフスタン)
[3]Jung, Do-Kyung(韓国)
[5]Kurade, Vikram(インド)
[5]井ノ口崇之(日本)

 【2018年2月:アジア選手権67kg級(キルギス)】
[1]Kebispayev, Almat(カザフスタン)
[2]下山田培(日本)
[3]Rakhmatov, Mirzobek(ウズベキスタン)
[3]Zhang, Gaoquan(中国)
[5]Manish, Manish(インド)
[5]Tazaev, Saidulla(トルクメニスタン)

 【2017年9月:アジア・インドア&マーシャルアーツ大会66kg級(トルクメニスタン)】
[1]Kalenov, Daniar(カザフスタン)
[2]Souri, Amin(イラン)
[3]Tasmuradov, Elmurat(ウズベキスタン)
[3]宇井大和(日本)
[5]Dong, Jinxin(中国)
[5]Dahshan, Ahmad Mahmoud Ahmed(ヨルダン)

 【2017年8月:世界選手権66kg級(フランス)/10位以内のアジア選手】
[1]Ryu, Han-Soo(韓国)
[5]Elyasi, Mohammad Morad(イラン)
[7]Kebispayev, Almat(カザフスタン)

 【2017年5月:アジア選手権66kg級(インド)】
[1]Oh, Sang-Hoon(韓国)
[2]Kebispayev, Almat(カザフスタン)
[3]Dong, Jinxin(中国)
[3]Arsalan, Ali Reizollah(イラン)
[5]Tasmuradov, Elmurat(ウズベキスタン)
[5]高橋昭五(日本)







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