日本レスリング協会公式サイト
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2018.08.18

アジア大会(インドネシア)出場の男子グレコローマンと女子のチームが出発

(取材・撮影=矢吹建夫)

ジャカルタへ向かった男子グレコローマン・チーム

 8月19日(日)からインドネシア・ジャカルタで始まるアジア大会レスリング競技に出場する男子グレコローマンと女子のチームが8月17日、成田空港発の日本航空で出発した(大会の開会式は18日)。

 空港に先に到着したのは男子グレコローマン・チーム。5日から群馬・草津で、9日からは東京・味の素トレーニングセンターで合宿を続け、味の素トレセンから空港へ移動した。松本慎吾監督(同強化委員長=日体大教)は「アジア大会で継続している金メダル獲得、そして複数メダル獲得を目指し、現地へ着いてからの最終調整をしっかりやって試合に臨みたい」と話す。

 オリンピックの出場枠を取るうえで重要な舞台となるのが2020年春に予定されているアジア予選。その前哨戦となるわけで、「全階級が決勝に進めるだけの結果を残したい。アジアの状況の確認をしたい」という。

 笹本睦コーチ(日本協会アシスタントコーチ)は「選手は草津からきつい練習をしてきて、東京でもしっかり調整して、仕上がりはいいと思います。重量級も結構いい感じで仕上がってきているので期待したいです」と、最近めざましい活躍を見せている軽量級だけではなく、全階級での好成績を望んだ。

全階級で金メダルを目指す女子チーム

 13日まで熊本で合宿をこなした女子チームは、都内のホテルから自転車競技の選手とともに成田空港に到着した。笹山秀雄監督(同強化委員長=自衛隊)は「全階級でメダルを獲得したいと思っています。いえ、全階級で金メダル獲得を目指しています」ときっぱり。

 これまでの国際大会で、リードしながら守りに入り、最後は逆転負けしたり危ない試合になったりしたことが少なくない。「リードされている時に攻めるのは当たりまえですが、勝っていても最後まで攻め抜くことを目標とし、全員がメダルを取って帰ってきたい」と気合を入れた。


 ■男子グレコローマン60kg級・太田忍(ALSOK)「レスリングはここ何大会か金メダルが続いている。伝統を途切らせないよう、最低限、金メダルは持って帰ってきたい。去年の世界選手権の上位の選手がいるので、そこで勝てたら世界選手権の優勝も見えてくる。しっかり勝って世界選手権につなげられたらいいと思います。世界選手権に向けて技を隠すほど、自分は技を持っていない。技を隠したら勝てないので、全部出したい。持っている技が通用する自信はありますけど、どのタイミングで仕掛けられたかが、今後の自信にもなるだろうし、課題にもなると思う。そこをしっかり確認したい」

 ■女子62kg級・川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)「世界チャンピオン同士の対戦があるとか注目されていると思います。モンゴルの(63kg級の)世界チャンピオンと当たれば、しっかりと勝ちたい。楽しみです。それ以外にも強い選手もたくさんいて厳しい闘いになると感じています。 その中で、形はどうあれ結果的に自分の手が上がっているように頑張って優勝したいと思います。どういう展開になるか分からないので、実際やってみないと分からないですね」







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