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2018.08.20

高谷大地が銀、高橋侑希と藤波勇飛が銅…2018年アジア大会・第1日(男子フリースタイル)


銀メダル獲得の高谷大地(左端=自衛隊)

 【ジャカルタ(インドネシア)、文=増渕由気子、撮影=布施鋼治】インドネシア・ジャカルタで開幕したアジア大会のレスリング競技は8月19日からスタート。男子フリースタイル5階級が行われ、65kg級の高谷大地(自衛隊)が銀メダル、57kg級の高橋侑希(ALSOK)と74kg級の藤波勇飛(山梨学院大)が銅メダルを獲得した。

 今年のアジア選手権2位の高谷は、準決勝でサヤトベク・オカソフ(カザフスタン)に勝って決勝へ進出。決勝はアジア選手権3位のバジラン(インド)に8-11で敗れたものの、銀メダルを獲得した。

 世界王者の高橋は初戦で今年のアジア選手権優勝のカン・クンソク(北朝鮮)と激突。第1ピリオドは2−2と互角で終えたが、その直後に時計を管理するシステムが故障し、約15分間、試合が止まってしまうアクシンデント。試合が再開されると、カンのペースで進み5−9で黒星を喫した。敗者復活戦に回った高橋は2試合を勝ち抜いて銅メダルを獲得した。

準決勝でカザフスタン選手を破り、決勝へ進出した高谷

 昨年70kg級で世界3位になった74kg級の藤波は、準決勝でアジア大会連覇を目指すベクゾド・アブデュラハマノフ(ウズベキスタン)にテクニカルフォール負け。その後の3位決定戦でムスタファ・ホセインカニ(イラン)に9−8で競り勝って銅メダルに輝いた。

 86kg級の白井勝太(日大大学院)は2回戦で敗退。97kg級の山口剛(ブシロード)は、3位決定戦へ回って銅メダルのチャンスがあったが、タックルに入った際に負傷し流血。そのまま棄権して5位に終わった。

 各選手の成績は下記の通り。

銅メダル獲得の高橋侑希(ALSOK)

銅メダル獲得の藤波勇飛(山梨学院大)


男子フリースタイル

【57kg級】高橋侑希(ALSOK)   3位=19選手出場

3位決定戦 ○[3-3]Liu, Minghu(中国)

 《試合経過》中国選手がタックルで2点を先制する。再度中国選手がタックルに行ったところを高橋がカウンターでバックを奪って同点。高橋がローリングを仕掛けたところを乗られて1点を奪われ、2-3とされる。第2ピリオドの終盤、高橋が相手にプレッシャーをかけて場外へ出して1点を奪取。3-3の同点とし、ラストポイントで銅メダルマッチを制した。

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敗復戦 ○[7-4]Ismailov, Zhandos (カザフスタン)

 《試合経過》前に出ていた高橋がパッシブを取り、30秒ルールで1点を先制。さらに2点を取って第1ピリオドを終える。第2ピリオド、スタンドからグラウンドの連続技で逆転されるが、すぐに高橋もバックポイントを奪って再逆転。最後まで前に出続けた高橋が、終盤も場外ポイントなどで得点を重ねて7-4で勝利した。

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2回戦 ●[5-9]Kang, Kumsong(北朝鮮)

 《試合経過》1分すぎに高橋がバックを奪って2点を先制したが、ローリングに行こうとしたところを抑え込まれて2失点。第1ピリオドは2-2で終える。その後、運営上の問題で(タイマーのトラブル)で15分程度、試合が止まってしまう。仕切り直して第2ピリオドに臨むが、高橋は牛殺しで4失点。流れで2点を奪って反撃するが、4-7とリードされる。終盤にタックルで反撃した高橋だが、バックは奪うがテークダウンまでに繋げられずに逆転できなかった。

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1回戦 BYE


 【65kg級】高谷大地(自衛隊)   2位=21選手出場

決 勝 ●[8-11]Bajirang(インド)

 《試合経過》開始40秒、相手につかまれた高谷は圧力に耐えかねてバックポイントを許して2失点。またさきでニアフォールに持ち込まれて0−6と大量失点。スタンドに戻ると、今度は高谷がタックルで反撃。立て続けにタックルを決めて一時は同点としたが、終盤には返し技などで失点し、金メダルを逃した。

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準決勝 ○[4-4]Okasov, Sayatpek(カザフスタン)

 《試合経過》立ち上がり押されていた高谷が30秒ルールで1失点する。第1ピリオドの後半、持ち上げタックルでテークダウンを奪い、時間ギリギリで2点を獲得して折り返す。第2ピリオドは、スタンドからのツーオンワンでバックポイント。さらに高谷がしつこく前に出て場外ポイントを奪って3-2とするが、ローシングルタックルで場外に出されてしまって3-4と逆転される。残り6秒、高谷は場外ポイントで1点を奪って4-4と追いつき、ラストポイントの差で勝利した。

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3回戦 ○[Tフォール、4:45=13-2]Boryakov, Batyr(トルクメニスタン)

 《試合経過》30秒ルールで高谷が先制する。高谷がタックルで相手の懐に入るが、スイッチされて逆にバックポイントを許して2失点。その後も高谷が攻めて、相手が返し技やスイッチを狙う攻防が続くが、じわじわと高谷が優勢に。第2ピリオドの後半には相手の反則などもあり、点差を広げてテクニカルフォール勝ちした。

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2回戦 ○[フォール、3:44=6-0]Chon Thoun(カンボジア)

 《試合経過》先手は高谷。タックルでテークダウンを奪い、グラウンド技で追加点を挙げて最後はフォールした。

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1回戦 ○[Tフォール、1:29=10-0]Hussain, Mudassar(パキスタン)

 《試合経過》開始早々タックルでテークダウンを奪い、ローリング地獄で、わずか1分29秒でテクニカルフォール勝ち。


 【74kg級】藤波勇飛(山梨学院大)   3位=21選手出場

3決戦 ○[9-8]Hosseinkhani, Moustafa(イラン)

 《試合経過》タックルで2点を先制した藤波は、場外ポイントで1点を追加。第1ピリオドの終盤にもタックルからグラウンドの連続技を決めて7−1と大量リードで折り返す。第2ピリオドは、相手のワンツー攻撃で4点を奪われるが、その後、豪快な両足タックルを決めて2点。終盤に相手の猛追を受けるが逃げ切った。

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準決勝 ●[Tフォール、3:53=1-11]Abdurakhmanov, Bekzod(ウズベキスタン)

 《試合経過》開始早々、相手が片足タックルから藤波を持ち上げてテークダウン。スタンドに戻って再度相手が攻めたところをカウンターで合わせたが、逆にすくわれて2失点。さらに相手のタックルをこらえてスタンドから倒れたため4失点と立て続けにポイントを奪われた。藤波は場外ポイントを1点獲得するが、流れは変わらず。最後は正面タックルで外に出されて1-11でテクニカルフォール負け。

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3回戦 ○[8-2]Batirov, Adam(バーレーン)

 《試合経過》藤波がカウンター攻撃でバックポイントを奪って2点。さらにタックルで2点を追加。4-0で第2ピリオドへ。グラウンドで藤波が自ら回転してしまい、自滅のような形で失点して4-2となったが、ペースは変わらずに藤波が握り、残り19秒に相手が藤波の顔をはたく行為でコーションによる1点が加わり、最終的に8-2で勝利した。

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2回戦 ○[Tフォール、3:42=13-2]Ganzorig, Mandakhnaran(モンゴル)

 《試合経過》開始早々、タックルで2点を奪い、その後も次々と技を展開して6-0と大量リード。第1ピリオドの終盤、場外際にもつれたところからバック投げを奪われて2失点。相手は4点技ではないかとチャレンジしたが失敗。藤波にさらに1点が入る。第2ピリオドも藤波ペースで進み、最終的に13-2でテクニカルフォール勝ち。

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1回戦 ○[Tフォール、0:48=10-0]Chunara, Suresh(ネパール)

 《試合経過》第1ピリオドの序盤にタックルに行き、そこからローリングの連続技でわずか48秒、テクニカルフォールを収めた。


 【86kg級】白井勝太(日大大学院)   8位=19選手出場

2回戦 ●[0-4]Kurbanov, Rashid(ウズベキスタン)

 《試合経過》第1ピリオドの終盤に30秒ルールで1点を先制される。第2ピリオド、タックルに入るがなかなか決まらず。再度アタックしたところを返されて2失点。日本チームはチャレンジを要求したが失敗に終わり、0-4で敗退。

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1回戦 ○[フォール、0:45=2-0]Al Asta, Mohammed Feda Aldin (シリア)

 《試合経過》序盤にタックルを仕掛けた白井は、そのまま抑え込んでフォールした。


 【97kg級】山口剛(ブシロード)   5位=13選手出場

3決戦 ●[途中棄権、3:28=0-6]Ibragimov, Magomed Idrisovich(ウズベキスタン)

 《試合経過》開始早々タックルでテークダウンを奪われ、グラウンド技でポイントを追加される。前半は0-6。第2ピリオド、山口が低いタックルで相手の足元に潜り込んだ際に、顔を負傷し出血。最終的に棄権した。

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2回戦 ●[Tフォール、4:17=0-11]Karimimachiani, Alireza(イラン)

 《試合経過》相手にプレッシャーを与え、第1ピリオドは0-2とわずかの失点で折り返す。だが第2ピリオドは、タックルでテークダウンを奪われ、グラウンド技で大量失点。巻き返せずテクニカルフォール負け。

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1回戦 BYE







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