日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2018.08.30

1年生王者が5人、中大から36年ぶりの王者誕生…全日本学生選手権・第2日(男子フリースタイル)=57kg級トーナメント表修正

同門の後輩に競り勝ち、2連覇を達成した57kg級の長谷川敏裕(赤=日体大)

 文部科学大臣杯全日本学生選手権第2日は8月29日、東京・駒沢体育館で男子フリースタイルと女子の決勝までが行われ、男女を通じて1年生チャンピオンが9選手誕生。新人が大活躍の大会となった。(女子は別ページ参照)

 男子の1年生チャンピオンは、61kg級の田縁真大(日大=福岡・小倉商高卒)、65kg級の安楽龍馬(早大=山梨・韮崎工高卒)、70kg級の基山仁太郎(日体大=三重・いなべ総合学園高卒)、79kg級の石黒隼士(日大=埼玉・花咲徳栄高卒)、86kg級の山田修太郎(山梨学院大=秋田・秋田商高卒)の5選手。

 基山は進学後、4月のJOC杯ジュニア、6月の全日本選抜選手権に続くタイトル獲得。田縁は高校時代に全国王者の経験がない中から1年生王者に輝いた。

 57kg級の長谷川敏裕(日体大)は2年連続優勝を達成し、92kg級の石黒峻士(日大)も昨年の97kg級に続いて2連覇。74kg級の尾形颯(中大)は、中大選手としては1982年74kg級の岸本茂範以来36年ぶりの栄冠を獲得。97kg級の二ノ宮寛斗(明大)は2008年74kg級の宮原崇以来、10年ぶりに明大選手として王者に耀いた。

 早大、明大、中大の古豪3大学がそろって優勝選手を輩出したのは、1961年以来57年ぶり。日大は前記の田縁、石黒隼、石黒峻のほか、125kg級の山本泰丈も勝って4階級で優勝。同大学が4階級を制したのは、福田富昭・現日本協会会長らが優勝した1966年、富山英明・現日大監督らが優勝した1977年、小林孝至・現国際武道大監督らが優勝した1984年以来、34年ぶり4度目。

 各階級の成績は下記の通り。(注=個人賞はグレコローマン終了後に決まります)


一覧表(男子フリースタイル・女子)

《男子フリースタイル・トーナメント表》

57kg 61kg 65kg 70kg 74kg 79kg 86kg 92kg 97kg 125kg

男子フリースタイル

 【57kg級】=88選手

 ▼決勝
長谷川敏裕(日体大)○[2-2]●山口海輝(日体大)

 ▼準決勝
長谷川敏裕(日体大)○[6-0]●新井陸人(日体大)
山口海輝(日体大)○[8-4]●藤田雄大(青山学院大)

------------------------------

 【61kg級】=82選手

 ▼決勝
田縁真大(日大)○[6-3]●吉村拓海(早大)

 ▼準決勝
田縁真大(日大)○[7-2]●早山竜太郎(拓大)
吉村拓海(早大)○[4-1]●井出光星(専大)

------------------------------

 【65kg級】=99選手

 ▼決勝
安楽龍馬(早大)○[4-3]●榊大夢(山梨学院大)

 ▼準決勝
榊大夢(山梨学院大)○[Tフォール、1:12=10-0]●仁木智大(中京学院大)
安楽龍馬(早大)○[8-5]●上野裕次郎(日体大)

------------------------------

 【70kg級】=73選手

 ▼決勝
基山仁太郎(日体大)○[9-6]●伊藤駿(早大)

 ▼準決勝
伊藤駿(早大)○[Tフォール、5:30=12-2]●坂野秀尭(日大)
基山仁太郎(日体大)○[11-2]●米澤圭(早大)

------------------------------

 【74kg級】=59選手

 ▼決勝
尾形颯(中大)○[Tフォール、1:58=12-2]●阿部侑太(日体大)

 ▼準決勝
尾形颯(中大)○[13-6]●吉田隆起(拓大)
阿部侑太(日体大)○[5-2]●三輪優翔(日体大)

------------------------------

 【79kg級】=40選手

 ▼決勝
石黒隼士(日大)○[3-2]●山﨑弥十朗(早大)

 ▼準決勝
山﨑弥十朗(早大)○[Tフォール、3:48=10-0]●山﨑翔馬(九州共立大)
石黒隼士(日大)○[Tフォール、4:40=11-0]●川畑孔明(東洋大)

------------------------------

 【86kg級】=33選手

 ▼決勝
山田修太郎(山梨学院大)○[3-0]●八木海里(中大)

 ▼準決勝
八木海里(中大)○[4-2]●松雪泰成(専大)
山田修太郎(山梨学院大)○[Tフォール、2:21=10-0]●佐々木雄大(明大)

------------------------------

 【92kg級】=17選手

 ▼決勝
石黒峻士(日大)○[13-6]●内藤由良(国士舘大)

 ▼準決勝
石黒峻士(日大)○[フォール、2:47=4-2]●大津拓馬(山梨学院大)
内藤由良(国士舘大)○[Tフォール、0:41=10-0]●吉田ケイワン(日大)

------------------------------

 【97kg級】=28選手

 ▼決勝
二ノ宮寛斗(明大)○[7-0]●アビド・ハルーン(日体大)

 ▼準決勝
二ノ宮寛斗(明大)○[9-2]●仲里優力(日体大)
アビド・ハルーン(日体大)○[7-1]●宮原尚之(中京学院大)

------------------------------

 【125kg級】=17選手

 ▼決勝
山本泰丈(日大)○[Tフォール、2:27=11-0]●富栄雅秀(山梨学院大)

 ▼準決勝
山本泰丈(日大)○[Tフォール、0:24=10-0]●番地啓太(国士舘大)
富栄雅秀(山梨学院大)○[Tフォール、2:22=10-0]●武藤翔吾(中大)







2023年世界選手権/激戦の跡
JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に