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2018.09.13

世界大学選手権(ブラジル)出場の男子グレコローマン・チームが帰国


(文・撮影=保高幸子)

メダル獲得選手。左から55kg級銀・片桐大夢(拓大)、60kg級銀・河口清(九州共立大)、63kg級金・北岡佑介(自衛隊)、72kg級銀・山本貴裕(日体大大学院)、82kg級銀・藤井達哉(青山学院大)

 9月4〜9日にブラジル・ゴイアニアで行われた世界大学選手権に出場した男子グレコローマン・チームが9月12日、ブラジル・サンパウロとUAE・ドバイを経由し、36時間をかけて成田空港に帰国した。「金1・銀4」で、国別対抗得点は2位という好成績を残した。

 男子グレコローマン・チームをまとめた須藤元気監督(拓大監督)は「細かなルールが変更されたが、ベストを尽くせたと思う。重量級に関しては力の差があり、今後さらにウエ-トトレーニングなどでパワーをつける体づくりの必要性を感じた。参加国は少なかったが、どうであっても、みんなの頑張りでチーム2位を勝ち取ったと思う」と選手の奮闘をたたえた。

 男子フリースタイルの監督とチームの団長を兼ね、大会期間を通じて現地で尽力した吉本収・全日本学生連盟強化委員長(神奈川大監督)は「参加人数が少なく、階級によってはレベルの差があったことは否めないが、3スタイル全体でみなベストの力を出すことができた」と評価。

男子グレコローマン唯一の金メダル獲得の北岡佑介

 大会自体に関しては、「レスリングの途上国であるブラジルでの開催ということもあり、大会運営はよくなかった。あるはずだった午前のセッションがなくなったり、練習マットが直前まで用意されなかったり…。移動時間が片道36時間と長く、選手も疲れたと思うが、そんな中でどう調整するか、いい経験になったはず。見る限りでは、皆が自分のベストで闘えていたと思う。必ず今後に役立つ」と話し、悪条件下での試合経験を糧に、さらに躍進をしてくれることを願った。

 現地では、日本での練習経験もあるブラジル在住の加藤ロビソン氏(日本文理大卒)にサンパウロから来てもらい、チームの補佐をしてもらったという。「富山英明UWW理事(日大監督)のアイデアで、期間中ずっと通訳などで働いてもらえた。おかげで、アクシデントにも対処できた。大変助かった」と感謝の気持ちを示した。

「ロシアとの対戦が楽しみだった」…金メダルの北岡佑介(自衛隊)

成田空港での最後のミーティング

 男子グレコローマンで唯一の金メダルを獲得した63kg級の北岡佑介(自衛隊)は、国際大会で初めてのメダル獲得。「参加国が少なく、自分の階級は当初3人と聞いていて、絶対に金メダルを取らなければと思いました。当日になってロシアが増えましたが、嫌だなというより、楽しみにしていました」と、日本の軽量級の底力を見せるつもりだった。

 そのロシアとの試合では、5点リードされてしまったが、「逆転で勝てました。金メダルはやはりうれしい」と笑顔。今後は67kg級に上げるつもりで、今月末からの福井国体で全日本選手権の出場資格を狙う。「国内と海外の大学生の大会を制したので、次はシニアで取りたいです。この勢いで、国体でさらにいい流れを作れれば、全日本選手権へ持っていけると思う」と、オリンピックへの挑戦に向かってステップアップの自信を見せた。







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