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2018.10.06

全日本女子チームが世界選手権前の最後の合宿スタート

 世界選手権(10月20~28日、ハンガリー・ブダペスト)の代表選手を含めた全日本女子チームが10月5日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで大会前最後の合宿をスタートした。

 笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)は「アジア大会の反省を再確認したい。アジア大会では、攻めるのが遅かった。考えすぎているところがあったのかもしれない。考える前に攻めることを徹底させたい」と重点強化ポイントを話す。

若手を含めて50人を超えた選手が集まった全日本女子合宿

 8月のアジア大会(インドネシア)では「大会史上初の金メダルなし」、9月の世界ジュニア選手権(スロバキア)では「大会史上初の全員メダル獲得」という明暗の“史上初”が続いた。「世界ジュニア選手権は、若い選手の集まりだったこともあって活気があった。アジア大会の時は一丸となってやる気持ちが薄れていたような気がする。気持ちをジュニア・チームのように高めたい」と話した。

 その世界ジュニア選手権で優勝し、弾みをつけて世界V2に挑む50kg級の須崎優衣(早大)は「世界選手権まであと20日足らず。この合宿でしっかり追い込み、いい状態で世界選手権に臨みたい」と言う。昨年も世界ジュニア選手権に出場できる資格を持っていたが、さすがに世界選手権まで3週間という間隔では出場しなかった。

 今年も1ヶ月ちょっとの間隔で、無理に出場しなくてもいいケースだが、アジア大会の代表を逃していただけに、「世界選手権前に国際大会を経験し、課題を見つけ、克服してから臨みたかった」との目的で出場したという。4試合に圧勝という優勝だったが、「反省点はありました。それを克服できるよう練習しています」と言う。

 アジア大会で優勝したインド選手がけがで不出場との情報が入っている。今後のためにも「闘ってみたい相手だった」とのことだが、「だれが出るとかではなく、出てきた選手すべてに勝って優勝する、という気持ちを持って世界選手権に臨みます」と力をこめた。

 合宿は10日まで行い、女子チームは19日にハンガリーへ向かう。

※本合宿は競技力向上事業の助成を受けています。


須崎優衣(左=早大)と奥野春菜(至学館大)の世界チャンピオン同士のスパーリング


チームを引っ張る川井梨紗子(右=ジャパンビバレッジ)


がんを克服して世界選手権へ挑む渡利璃穏(アイシン・エィ・ダブリュ)







2023年世界選手権/激戦の跡
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