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2018.10.14

【特集】復活優勝を飾った伊調馨の話

 全日本女子オープン選手権で復活優勝した伊調馨(ALSOK)の試合後のコメントは下記の通り。(取材・撮影=保高幸子)

(注)一問一答ではなく、内容的に同じ種類の回答をまとめたものです。


 《試合内容について》

 伊調 なかなか自分の思うような展開にはならなかったけど、優勝してホッとしている部分もあるし、課題が見つかったのもよかったかなと思う。腰が浮いてしまったり、引き気味になったりした。そのため(準決勝では)先制攻撃を受けてしまったと思う。やっているうちにどんどんよくなるのかなと思ったけど、そうでもなかった。精神的にも肉体的にもまだまだ。もっと自信をつけていかないと、全日本や世界では闘えないと思った。当日計量も新階級も初体験。終わってみて、こんな感じなんだな、という感想。

 《収穫について》

 伊調 この大会に出られたこと。レスリングを再開できたことに幸せと喜びを感じた。たくさんの人に応援してもらっている。苦しい時間を過ごした。挑戦できるのに、しないのは自分に負けているんじゃないか、と思ったりもした。自分がレスリングを続けることは自分勝手なんじゃないか、わがままなんじゃないか、と葛藤した。

 それでもやりたかった。苦しい、やりたい、苦しい、やりたい、の繰り返しだった。それでも周りから「本当はやりたいんじゃないか」と背中を押してくれたから決断できた。田南部力コーチが一緒に闘ってくれたのが、ありがたかった。フィジカルでも技術面でも、必要不可欠な存在。一緒に全日本選手権に向けて頑張っていきたい。他にもたくさん、応援してくれる人たちがいる。私が頑張ることで喜ぶ人がいるなら、頑張ります。結果で恩返ししたい。

 《西口茂樹強化本部長が「これまでの実績で、全日本合宿にも召集したい」と言ったことについて》

 伊調 練習相手も環境も整っているし、世界レベルの選手がたくさんいる。ぜひ参加させていただきたいと思う。

東京オリンピックを目指すかどうかについて》

 伊調 今日の動きでは…。今日優勝して、全日本選手権への出場権が取れたので、全日本選手権で闘ってみてからでないと、オリンピックについてまでは、まだ考えられない。全日本選手権に向けて、また1からやらないといけないと思う。環境もまだ100%までつくることができていない。あと2ヶ月ちょっと、しっかり環境を作っていきたい。レスリングができる喜びを忘れないようにという、この気持ちを大事にしていきたい。







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