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2018.10.17

【2018年世界選手権・展望(24)】本命なき闘い、制覇するのは誰か?…男子グレコローマン63kg級

※10月16日現在、エントリーは不明です。下記はすべて本HPの予想です。

 59k級と66kg級の中間にできた階級。66kg級から落とす選手は少なく、59kg級で闘っていた選手が多い。欧州選手権とU-23欧州選手権を制したミハイ・ラドゥ・ミハット(ルーマニア)、同2位のスティグ・アンドレ・ベルゲ(ノルウェー)、パンアメリカン選手権優勝のライアン・マンゴ(米国)らが優勝を争うか。

 アジアの選手としては、昨年、アジア選手権と世界選手権59kg級決勝でともに文田健一郎に敗れて2位のメイランベク・アイナグロフ(カザフスタン)は、今年に入って63kg級で闘っている。アジア選手権と世界軍隊選手権はともに3位だったが、アジア大会は60kg級だった(3位)。どちらに出てくるか。

 2月のアジア選手権でこの階級優勝のエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)は、アジア大会は67kg級に出場した。2016年リオデジャネイロ・オリンピックのあとは66kg級が多かったので、67kg級への出場か。

 欧州選手権3位のザウル・カラロエフ(ロシア)は、最近は67kg級に出場している。この階級のロシア王者で、昨年59kg級3位のステパン・マリャニャン(ロシア)が出てくるだろう。ジョージアとセルビアの国際大会で優勝しており、実力は十分だ。


2017~2018年主要大会成績

 【2017年世界選手権66kg級】
[1]Ryu, Han-Soo(柳漢寿=韓国)
[2]Bernatek, Mateusz(ポーランド)
[3]Yueksel, Atakan(トルコ)
[3]Surkov, Artem(ロシア)
[5]Aslanyan, Karen(アルメニア)
[5]Elyasi, Mohammad Morad(イラン)

 【2017年世界選手権59kg級】
[1]文田健一郎(日本)
[2]Ainagulov, Meirambek(カザフスタン)
[3]Maryanyan, Stepan(ロシア)
[3]Kim, Seung-Hak(韓国)
[5]Zholchubekov, Kanybek(キルギス)
[5]Tsymbaliyuk, Dmitriy(ウクライナ)

 【2018年欧州選手権】
[1]Mihut, Mihai Radu(ルーマニア)
[2]Berge, Stig Andre(ノルウェー)
[3]Kabaloev, Zaur(ロシア)
[3]Islamov, Donior(モルドバ)
[5]Vichev, Nikolai(ブルガリア)
[5]Lizatovic, Ivan(クロアチア)

 【2018年アジア選手権】
[1]Tasmuradov, Elmurat(ウズベキスタン)
[2]Amatov, Urmatbek(キルギス)
[3]Ainagulov, Meirambek(カザフスタン)
[3]Jung, Do-Kyung(韓国)

 【2018年パンアメリカン選手権】
[1]Mango, Ryan(米国)
[2]Oliva Montes, Gerardo Francisco(ペルー)
[3]Diaz Maldonado, German Manuel(プエルトリコ)
[4]Vicente Silverio Junior, Mauri(ブラジル)







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