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2018.10.17

【2018年世界選手権・展望(23)】向田真優(至学館大)に立ちはだかるか、ソフィア・マットソン(スウェーデン)…女子55kg級

※10月16日現在、エントリーは不明です。下記はすべて本HPの予想です。

出産から復活したソフィア・マットソン(スウェーデン)。既婚女子選手の強さを見せるか

 2016年世界選手権優勝で昨年53kg級2位の向田真優(至学館大)が元の階級に戻って世界一奪還を目指す。昨年2位のオデュナヨ・アデクオロイェ(ナイジェリア)は57kg級に上げたもよう。

 昨年3位のイリナ・クラチキナ(ベラルーシ)は今年の欧州選手権で優勝しているが。その後、57kg級へ上げている。Uターン参戦はあるか。同じ3位だった米国選手は不出場で、変わって出場するジャッカラ・ウィンチェスターは2月のウクライナ国際大会で優勝しているが、大きなタイトルはない。

 こうした状況の中、注目されるのが51kg級で世界一の経験があり、55kg級で吉田沙保里のライバルだったソフィア・マットソン(スウェーデン)。2016年リオデジャネイロ・オリンピック53kg級銅メダルの強豪は、出産を経て復帰。7月のスペインGPで優勝、9月のポーランド国際大会は3位。この階級に出てくれば向田の最大のライバルとなるだろう。

 ポーランド国際大会を制したのは昨年53kg級3位だったロクサナ・ザシナ(ポーランド)。今年の欧州選手権も2位で好調。欧州からは、他にポーランド国際大会2位のタチアナ・キト(ウクライナ)、ロシアから出場が予想されるリュボフ・サルニコワマリア・グロワあたりが強敵となるか。

 アジアは、2月のアジア選手権で若い五十嵐彩季が優勝しており、日本を追うだけの強豪が見あたらないのが現状だ。


2017~2018年主要大会成績

 【2017年世界選手権】
[1]奥野春菜(日本)
[2]Adekuoroye, Odunayo Folasade(ナイジェリア)
[3]Leathers, Becka(米国)
[3]Kurachkina, Irina(ベラルーシ)
[5]Riviere, Mathilde(フランス)
[5]Dudova, Bilyana Zhivkova(ブルガリア)

 【2018年欧州選手権】
[1]Kurachkina, Irina(ベラルーシ)
[2]Zasina, Roksana(ポーランド)
[3]Gurova, Maria(ロシア)
[3]Guen, Bediha(トルコ)
[5]Nikolova, Evelina(ブルガリア)
[5]Voitova, Anna(ウクライナ)

 【2018年アジア選手権】
[1]五十嵐彩季(日本)
[2]Oh, Hyemin(韓国)
[3]Erkhembayar, Davaanchimeg(モンゴル)
[3]Luo, Lannuan(中国)

 【2018年パンアメリカン選手権】
[1]Leathers, Becka(米国)
[2]Nania, Cara(カナダ)
[3]Moran Valenzuela, Leidy(エクアドル)







2023年世界選手権/激戦の跡
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