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2018.10.22

【2018年世界選手権・特集】出場選手の声…第2日

(2018年10月21日、ハンガリー・ブダペスト / 取材=布施鋼治、樋口郁夫)


 ■男子フリースタイル57kg級・高橋侑希(ALSOK=準決勝で敗れ2連覇ならず)「準決勝のロシア戦は久々に完敗だった。これがオリンピックの予選でなくてよかった。細かな反省はあるが、こういう経験をいかすも殺すも自分次第。完敗を糧に練習に励みたい。アジア大会の時みたいに、負けて落ち込むことはなかった。次どう勝ってやろうか、とかいう気持ちが強い。

 ロシアと次に闘うのは来年の世界選手権でしょう。しっかり勝って、優勝してオリンピックのキップをつかみたい。アジア大会で負けたことで、連覇に対するプレッシャーはなかった。まだ銅メダルのチャンスはあるので、しっかり取りたい」


 ■男子フリースタイル65kg級・乙黒拓斗(山梨学院大=日本男子として史上最年少優勝をかけ決勝進出)「今日4試合勝ち抜けたので、よかった。明日は決勝があるので、集中してやりたい。準決勝のロシアの選手はメチャクチャ強い選手だったけど、自分のレスリングをやって勝つことができた。攻めないとポイントはとれないので、攻めるという選択肢が一番だった。

 (選手として)ひとつ進歩できたのかなと思いますね。勝因は自分から攻めにいけたこと。攻撃力は自分でもあると思う。史上最年少記録というのもあるかもしれないけど、集中して決勝も勝ちたい」


 ■男子フリースタイル79kg級・高谷惣亮(ALSOK=2回戦で“宿敵”のイラン選手に敗退)「イランの選手とはマットを降りたところでは仲がいい。お互い何をするかは分かっていたので、対策という対策はなかった。彼との対戦戦績はこれで4戦4敗になってしまった。もう少しというところで取り切れない。どちらかわからない、という流れで審判任せにしたら駄目だなと思いました。自分から勝ちにいかないといけない。

 ただ、1回戦で闘ったハンガリーの選手は今年のヨーロッパ選手権で3位だったので、自分の身体能力はまだ上がっているなと感じました。(鼻骨骨折をガードするための)フェースガードをつけなかったのは、試合でつけると動きにくいから。鼻が折れても勝ちに行きたかった」


 ■男子フリースタイル92kg級・松本篤史(警視庁=準決勝まで勝ち抜くも、決勝進出ならず)「ベラルーシ選手との準決勝は、自分のいいところを出す前に終わってしまった。情けない。応援してくれた方々にも申し訳ないというか、次は同じ間違いをしないようにしないといけない。

 (初戦となったトルコとの2回戦は)3点をリードされて心が折れそうになったけど、我慢して今までやってきたことを思い出すようにした。そうしたら『まだ1分ある』『ひとつひとつコツコツと取り返そう』と考えられるようになりました。ウクライナとの準々決勝は取り切ることがなかなか難しかったけど、失点を最小に抑えられたことが勝因につながった。自分のいいところを出せたのかなと思いますね」







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