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2018.10.26

須﨑優衣と奥野春菜が2年連続優勝、5大会連続団体世界一…2018年世界選手権・第6日(1)

須﨑優衣と奥野春菜が勝ち、4階級で世界一の日本。左から須﨑、奥野、向田真優、川井梨紗子

 【ブダペスト(ハンガリー)】2018年世界選手権第6日は10月25日、当地で女子4階級の決勝が行われ、決勝へ進んだ50kg級の須﨑優衣(早大)と53kg級の奥野春菜(至学館大)が優勝、62kg級の川井友香子(至学館大)が2位となった。

 須﨑は昨年の48kg級に続いて、奥野は昨年55kg級に続いて、ともに2年連続優勝。両選手とも10代で2度目の世界一に輝いた。日本では2002・03年の伊調馨に続いて2、3人目の快挙。

 須﨑は2016年リオデジャネイロ・オリンピック48kg級2位のマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)と対戦。第1、2ピリオドともにポイントを重ねて10-0のテクニカルフォール勝ち。前日からの4試合で無失点の内容で勝ち抜いた。

7階級でメダルを手にし、5大会連続で国別対抗得点を制した

 奥野もパンアメリカン選手権優勝のサラ・ヒルデブラント(米国)相手に攻撃レスリングを展開し、終了間際に10点差。相手のチャレンジ(ビデオチェック要求)失敗でスコアは11-0となって勝った。前日からの5試合を勝ち抜いた。

 川井は欧州チャンピオンのタイベ・ユセイン(ブルガリア)に序盤で0-6とリードを許し、このビハインドを追ったが、2-6で敗れた。

 女子はこの日で終了。日本は昨年と同じ4階級で優勝し、銀メダル1個、銅メダル2個の成績。国別対抗得点は156点をマークし、5大会連続優勝を達成。2位は117点の中国、3位に103点の米国が入った。

 各選手の成績は下記の通り。

宿敵に圧勝し、2年連続世界一の須﨑優衣

左ひじを負傷するアクシデントを乗り越えてV2の奥野春菜


女子

 【50kg級】須﨑優衣(早大)   優勝=23選手出場
決 勝 ○[Tフォール、4:50=10-0]Stadnik, Mariya(アゼルバイジャン)

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 【53kg級】奥野春菜(至学館大)   優勝=23選手出場
決 勝 ○[Tフォール、5:47=11-0]Hildebrandt, Sarah(米国)

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 【62kg級】川井友香子(至学館大)   2位=25選手出場
決 勝  ●[2-6]Yusein, Taybe(ブルガリア)

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 《国別対抗得点》

[1]日本 156点、[2]中国 119点、[3]米国 103点、[4]カナダ 89点、[5]モンゴル 71点、[6]ウクライナ 59点、[7]トルコ 55点、[8]インド 51点


試合動画

《50kg級》須﨑優衣(早大)

【決勝】須﨑優衣○[Tフォール、4:50=10-0]●Stadnik, Mariya(アゼルバイジャン)


《53kg級》奥野春菜(至学館大)

【決勝】奥野春菜○[Tフォール、5:47=11-0]●Hildebrandt, Sarah(米国)


《62kg級》川井友香子(至学館大)

【決勝】川井友香子●[2-6]○Yusein, Taybe(ブルガリア)







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