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2018.10.26

【2018年世界選手権・特集】ファイナル出場選手の声…第6日


(2018年10月25日、ハンガリー・ブダペスト / 取材=布施鋼治、樋口郁夫)


 ■女子50㎏級優勝・須﨑優衣(早大=最大のライバルと目された選手に快勝し、2年連続世界一)「(決勝前には)ここまできたらやるしかない、自分から先に攻撃しよう、と心に決めていました。相手のスタドニク選手は飛び込みタックルが得意な選手なので、低い構えから自分のレスリングにつなげていこうと思いました。

 (8カ月前にスウェーデンで実現したスタドニクとの初戦から成長した部分は?)レスリングの技の幅だったり、(昨年12月の)天皇杯で負けてから苦しかったり、悔しい思いをしてきたので、その面でも精神的な成長ができたと思います。自己採点は80点。今回の試合で課題もたくさん見つかったので、そこをしっかり克服して東京オリンピックでは100点と言えるように頑張ります」


 ■女子53kg級優勝・奥野春菜(至学館大=アジア大会の3位を乗り越え、世界では2年連続優勝)「去年は全然緊張せず、やることやって帰ろう、という感じでしたが、今回は絶対に優勝するという目標を立てて、緊張して望みました。決勝は、(左ひじを負傷していて)悪化させてもよくないので気にしてしまい、足が動かなかった部分はあったのですが、反応はできていたし、攻める気持ちはありました。

 アジア大会からの2ヶ月は自分の弱さと向き合って妥協しないでやってきたので、自信はありましたが、いざマットに上がる時は怖かったです。試合に臨むにあたって、ここまで『怖い』と感じたことは、あまりなかった。(東京オリンピックへ向けて55kg級優勝の向田真優との激突が待っているが)練習では、入学した当初より近づいている実感はあります。身近で努力しているところを見ていますし、簡単に『勝ちます』とは言えませんが、全力で臨みます」


 ■女子62㎏級2位・川井友香子(至学館大=2度目の世界選手権で銀メダル。欧州チャンピオンに敗れる)「決勝では試合終了間際に点(2点)が取れたので、最初からもっと勇気を出して攻めにいったら、そんなに簡単に負ける相手ではなかったと思います。最初からできなかった自分にムカつくというか、情けない(涙声)。

 いつも組み手で相手を崩してタックルに入る練習をしている。今回はそれが全くできなかった。入れるチャンスがあるところで入り込めなかったり、取り切れないままだったり…。自分はまだまだ甘い。去年初めて出た世界選手権では、本当に頭が真っ白になって何もできなかったんですけど(63㎏級8位)、今年は緊張で固まることもなく、考えすぎずに試合をすることができた。そこは成長したところかなと思います」


 ■川井友香子の姉・梨紗子の話「組み合わせが厳しかったので、せめてトカチ(ウクライナ=2014年世界チャンピオン)と闘えるところまでいけばチャンスはあるかな、と思っていた。トカチにも勝って予想以上。決勝にいったからには勝ってほしかった。序盤のローリング2回転が痛かった。あそこで(テークダウンだけの)2点で抑えていれば、どうなったか分からなかった。友香子は62kg級ではそんなに大きな方ではないけど、それでもここまで来られたことで、やっていけるのかな、と思いました。

 けがもあって大きな舞台ではなかなか結果を出せなかった。あの友香子が、って感じもします。でも、違う組み合わせだったらどうなるか分からない階級。だれとやっても紙一重の闘いだと思うので、また2人でやっていきたい。自分がオリンピックを決めたのは(世界選手権2位になったのは)大学3年生の時の2回目の世界選手権でした。まったく同じなんです。そう考えると、友香子もいいところまで伸びてきているのかなと思います。メダルがないよりはあった方がいい。取れたことは私もうれしい。飛躍の大会にしてほしい」







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