【ブダペスト(ハンガリー)】2018年世界選手権第8日は10月28日、当地で男子グレコローマン3階級のファイナルが行われ、ロシアが2階級で優勝、トルコが1階級で勝った。
ロシアは、60kg級で昨年のU-23世界選手権59k級2位のセルゲイ・エメリン、67kg級で昨年66kg級3位のアルテム・スルコフが勝った。ともに今年の欧州選手権に続いての優勝で、スルコフは決勝で2016年リオデジャネイロ・オリンピック66kg級優勝のダボール・ステファネク(セルビア)を破った。
87kg級は、昨年85kg級優勝のメテハン・バサール(トルコ)が、欧州選手権で初戦敗退の屈辱をはね返して2年連続優勝を達成した。
各階級のファイナル成績は下記の通り。
【60kg級】
▼決勝
Emelin, Sergey(ロシア)○[Tフォール10-1]●Ciobanu, Victor(モルドバ)
▼3位決定戦
Sultangali, Aidos(カザフスタン)○[1-1]●Ri, Se-Ung(北朝鮮)
Walihan, Sailike(中国)○[Tフォール、9-0]●Fris, Kristijan(セルビア)
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【67kg級】
▼決勝
Surkov, Artem(ロシア)○[7-0]●Stefanek, Davor(セルビア)
▼3位決定戦
Sahakyan, Gevorg(ポーランド)○[7-0]●Janecic, Danijel(クロアチア)
Shermakhanbet, Meirzhan(カザフスタン)○[Tフォール、9-0]●Sylla, Mamadassa(フランス)
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【87kg級】
▼決勝
Basar, Metehan(トルコ)○[2-1]●Belenyuk, ZhanK(ウクライナ)
▼3位決定戦
Kobliashvili, Robert(ジョージア)○[4-2]●Ozdoev, Bekhan(ロシア)
Shahinyan, Artur(アルメニア)○[6-1]●Abbasov, Islam(アゼルバイジャン)