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2018.11.15

【2018年世界選手権・レビュー(6)】男子フリースタイル 79kg級/決勝・表彰式・闘いのあと

(2018年10月21~22日、ハンガリー・ブダペスト / 撮影=保高幸子)


【男子フリースタイル79kg級・優勝】
Dake, Kyle Douglas(カイル・ダグラス・デイク=米国)

 1991年2月25日生まれ、27歳。高校時代の2008年にグレコローマンで世界ジュニア選手権に出場したが、その後はカレッジスタイルに専念。コーネル大時代の2010~13年全米学生選手権で大会史上3人目の4連覇を達成した。卒業後はフリースタイルで国際舞台へも出場したが、74kg級ではジョーダン・バローズ、86kg級ではジェーデン・コックス(ともに2016年リオデジャネイロ・オリンピック代表)の壁を敗れず、世界選手権やオリンピックには出場できなかった。

 79kg級という最適の階級ができた追い風に乗り、2018年1月のヤリギン国際大会(ロシア)2位と台頭。7月のヤシャ・ドク国際大会(トルコ)で優勝し、今回の世界選手権ではヤリギン国際大会決勝で敗れたアクメド・ガジマゴメドフ(ロシア)にテクニカルフォールでリベンジ。初出場初優勝を達成した。(注=「ダケ」と表記してきましたが、「デイク」と判明しましたので、今後は「デイク」と表記します)

《1回戦~決勝の成績》
決 勝 ○[2-0]Hasanov, Yabrail(アゼルバイジャン)
準決勝 ○[Tフォール、3:52=13-0]Gadzhimagomedov, Akhmed(ロシア)
3回戦 ○[Tフォール、2:50=11-0]Khutsishvili, David(ジョージア)
2回戦 ○[Tフォール、4:21=11-0]Obst, Martin(ドイツ)
1回戦  BYE


2~3位選手

[2]Hasanov, Yabrail(ヤブライル・ハサノフ=アゼルバイジャン)
[3]Gadzhimagomedov, Akhmed(アフメド・ガジマゴメドフ=ロシア)
[3]Shabanov, Ali(アリ・シャバノフ=ベラルーシ)

【左から】2位=ヤブライル・ハサノフ(アゼルバイジャン)、優勝=カイル・ダグラス・デイク(米国)、3位=アリ・シャバノフ(ベラルーシ)、アフメド・ガジマゴメドフ(ロシア)


その他の注目選手の闘い

 アジア選手権優勝のエサドラ・アクバリザリンコラエイ(イラン)は3回戦まで勝ち抜いたものの、準決勝でヤブライル・ハサノフ(アゼルバイジャン)に敗れ、3位決定戦でアリ・シャバノフ(ベラルーシ)に8-8のスコアで惜敗して5イ位。

 アジア選手権2位のラシド・クルバノフ(ウズベキスタン)は初戦でグリゴル・グリゴリャン(アルメニア)に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。


【男子フリースタイル79kg級・決勝】
Dake, Kyle Douglas(米国)○[2-0]●Hasanov, Yabrail(アゼルバイジャン)







2023年世界選手権/激戦の跡
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