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2018.11.20

全日本女子チームが東京で合宿スタート


全日本選手権まで約1ヶ月、大会前の最後の全日本合宿がスタート

 世界選手権(ハンガリー)の代表を含めた全日本女子チームが11月19日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで、来月の全日本選手権(20~23日、東京・駒沢体育館)前の最後の合宿をスタート。報道陣に練習を公開した。

 笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)は先月の世界選手権や終わったばかりのU-23世界選手権(ルーマニア)を「積極的に攻める姿勢があった」と評価する一方、練習後には「まだ見合っているケースもあった。全日本選手権が近づいて手の内を隠したい気持ちも分かるが、それでは実際の試合で技が出せない。いきなり試合で使えるものではない。試合で使えるためには、思い切って仕掛けることが必要」と、さらなる攻撃レスリングを求めた。

 西口茂樹・強化本部長は「(好成績だったが)世界選手権の反省は少なくない。それらに取り組み、この勢いを続けてほしい」と、今回の合宿のテーマを掲げる。「今回の世界選手権が特別に好成績だったとは思わない。元に戻っただけ」とも話し、“本当の好成績”を目指したステップアップの期待を口にした。

 1ヶ月後に迫った全日本選手権は、「これまで10階級に分かれていた勢力が6階級に固まる。さらに熾烈な闘いになる」と話し、激闘を予想した。

昨年に続き、世界チャンピオンとして全日本選手権に臨む須﨑優衣

 世界選手権2連覇を達成した50kg級の須﨑優衣(早大)は「全日本選手権で優勝するため、今回の合宿はしっかり追い込みたい。世界選手権でも課題はたくさん見つかった。崩しやグラウンドでポイントを取る力とかはまだまだだったので、克服したい」と言う。

 練習では、2016年リオデジャネイロ・オリンピック48kg級優勝の登坂絵莉(東新住建)とのスパーリングも何本かこなした。「絶対に勝たなければならない相手。合宿でスパーリングを数多く挑み、試合で生かせるようにしたい」と言う。

 昨年の全日本選手権で敗れた入江ゆき(自衛隊)も参加している。「世界チャンピオンになって全日本選手権というシチュエーションは今年も同じ。今年は絶対に勝って、いい年を迎えたい」と話した。

復活にかけるリオデジャネイロ金メダリスト

 今度の全日本選手権に復活をかける選手もいる。登坂もその一人。昨年の全日本選手権は負傷のため途中棄権。今年6月の全日本選抜選手権は負傷の影響もあって3位に終わり、それらのリベンジに挑む。「今はけがもなく、練習はしっかりできています。まだ思い切って突っ込めない面もあるけれど、攻める気持ちを(心に)染みこませて、徐々によくなっています」と、残り1ヶ月の調整にかける。

冨田和秀コーチ(自衛隊)と練習する土性沙羅

 須﨑が世界選手権で優勝したことについては、「日本の軽量級はだれが出ても金メダルを取れる。(須﨑は)金を取ると思っていました」と言う。自身がオリンピックで辛勝したマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)に圧勝しての優勝だったことは、「素直に『すごい』と思います」と、その強さをたたえ、全日本選手権は「すべてを背負う強い覚悟を持って臨みたい」との意志を話した。

 今年3月のワールドカップ(群馬・高崎)で肩を負傷、手術に踏み切った昨年の69kg級世界チャンピオンの土性沙羅(東新住建)は、今度の全日本選手権が復帰戦。マットに上がったのは9月で、まだ2ヶ月ちょっと。「60~70パーセントの仕上がり具合。タックルに入るのは気持ち的に怖い状況」というのが現状だ。

 そのため、全日本選手権で100パーセントにもっていけるかどうかは不明で、もう少し時間がほしいといった状況。ただ、順調に戻ってきているのは間違いなく、「ベストに近づけるようにしたい。不安はあるけど、(出場するかどうかの)迷いはなかった」と話した。

 合宿は22日まで行われる。


登坂絵莉(左)と須﨑優衣の激しいスパーリング


大勢の報道陣に囲まれる西口茂樹強化本部長


練習の最後はロープ昇り







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