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2018.11.29

【全国中学選抜選手権・特集】U-15アジア女子選手権で得た自信でステップアップ! 敢闘賞受賞の清岡もえ(高知・高知南)


(取材=樋口郁夫、撮影=矢吹建夫)

1年間を無敗で駆け抜け、敢闘賞受賞の清岡もえ(高知・高知南)

 全国中学選抜選手権の女子50kg級は清岡もえ(高知・高知南)が4試合に勝って優勝。敢闘賞を受賞するとともに、今年はジュニアクイーンズカップに始まり、前週のU-15アジア女子選手権(埼玉・富士見市)を含めて出場した全5大会での優勝を成し遂げた。

 決勝の相手の岡田愛生(石川・志賀)は、6月の全国中学生選手権決勝の相手。この時は6-0で勝ったが、今回は研究されていたのだろう、攻めあぐね、2-1のスコアでの勝利。「やりづらかった」と言う。それでも「相手より先に攻めることを意識してやりました」と、接戦をものにした喜びが表情に出ていた。

 準決勝までの3試合は無失点での勝利だが、フォールやテクニカルフォールはなく、いずれもフルタイム闘う内容。年間の出場全大会を優勝するくらいの選手なら、1、2回戦などはフォールやテクニカルフォールで勝っていてもおかしくない。それを指摘されると、「攻める技とパターンは少ないです。自信もないので、慎重になってしまいました」とのこと。それでも「デフェンスは自信あります」ときっぱり。

 U-15アジア女子選手権の決勝でも、手の内を知り合っている日本在住で一志クラブ所属のビャンバスレン(モンゴル)にハードな試合を展開し、苦しみながらも最後はしっかり守り切って3-0で勝って優勝している。守りが強いというのも、立派な武器だ。

 また、「日本の大会で優勝するのとは、ちょっと違いました。だれもが参加できるわけではない大会で優勝でき、自信につながりました」と言う。国際大会で勝つ経験や接戦を勝ち切る精神力も成長には必要なこと。それらの積み重ねが、決勝での1点差勝利につながったのだろう。

高校進学後は、“最強女王”藤波朱理に挑戦か

 ただ、出場選手数が多くて試合数も多くなる場合は、“秒殺”で勝ち、スタミナのロスを押さえることの必要性も感じている。今年1年間を振り返っても、攻撃力がもっとほしいと感じており、「今後の課題です」と話した。

決勝で闘う清岡

 今年は白星街道だったので、最後に負けたのは2017年全日本女子オープン選手権44kg級決勝の伊藤海(京都・網野教室=現網野高)戦。高校へ進んでからリベンジといきたいところだが、伊藤は今年のインターハイ47kg級で優勝しており、すでに50kg級となった清岡とは別の階級となる可能性が高い。

 清岡がライバルとして名前を挙げたのが、この大会の1つ上の54kg級で2連覇を達成した藤波朱理(三重・西朝明)。「自分より全然レベルが上」と話すように、世界カデット選手権を含めて出場した大会で連戦連勝の強さを見せている。体の成長を考えれば、高校では同じ階級になる可能性もあり、さらなる進化が必要なところだ。

 それでも、「優勝は自信になります」と話し、モチベーションは上がっている。前週の国際大会優勝で飛躍した清岡が、全国二冠チャンピオンの勲章とともに高校レスリング界へ挑む。







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