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2018.12.04

【2018年世界選手権・レビュー(20)】女子76kg級/決勝・表彰式・闘いのあと

(2018年10月21~22日、ハンガリー・ブダペスト / 撮影=保高幸子)


【女子76kg級・優勝】
Gray, Adeline(アデライン・グレイ=米国)

 1991年1月15日生まれ、27歳。6歳からレスリングを始める。2008年世界ジュニア選手権67kg級優勝を経て、2011年の世界選手権で3位に入賞。2012年の世界女子選手権で初の世界一へ。72kg級へアップし、階級区分変更で75kg級に出場した2014年世界選手権で2度目の世界一。2015年も世界選手権で優勝した。

 2016年リオデジャネイロ・オリンピックは負傷もあって7位に終わり、肩の手術で戦線離脱。2018年に復帰し、パンアメリカン選手権などの優勝を経て、通算4度目の世界一に輝いた。

《1回戦~決勝の成績》
決 勝 ○[Tフォール、3:00=13-1]Adar, Yasemin(トルコ)
準決勝 ○[3-1]Wiebe, Erica(カナダ)
3回戦 ○[フォール、4:49=7-6]Syzdykova, Elmira(カザフスタン)
2回戦 ○[Tフォール、4:56=10-0]Mae, Epp(エストニア)
1回戦  BYE


2~3位選手

[2]Adar, Yasemin(ヤセミン・アダー=トルコ)
[3]皆川博恵(クリナップ)
[3]Wiebe, Erica(エリカ・ウィーブ=カナダ)

【左から】2位=ヤセミン・アダー(トルコ)、優勝=アデライン・グレイ(米国)、3位=エリカ・ウィーブ(カナダ)、皆川博恵(クリナップ)


その他の注目選手の闘い

 昨年の世界選手権69kg級2位のアライン・フォッケン(ドイツ)は3位に入ったエリカ・ウィーブに3回戦で4-6で黒星。中国はアジア選手権とアジア大会を制した周倩ではなく昨年5位のパリハ・パリハが出場。エリカ・ウィーブに2回戦で0-3で敗れた。

 リオデジャネイロ・オリンピック75kg級3位で負傷から戦列に戻ったエカテリナ・ブキナ(ロシア)は1回戦でアジア大会3位のエルミラ・シズディコワ(カザフスタン)に敗れた。シズディコワは優勝したアデライン・グレイに敗れ、敗者復活戦で欧州選手権5位のエップ・マエ(エストニア)に敗れた。マエは5位。


【女子76kg級・決勝】
Gray, Adeline(米国)○[Tフォール、3:00=13-1]●Adar, Yasemin(トルコ)







2023年世界選手権/激戦の跡
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