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2018.12.21

【2018年全日本選手権・第1日/特集】優勝選手・注目の決勝進出選手の声

(2018年12月20日、東京・駒沢体育館 / 取材=布施鋼治、撮影=保高幸子)


優勝選手

 ■男子フリースタイル92kg級優勝・松本篤史(警視庁)「初戦から自分の動きができず、勝ててホッとはしているけれど、内容はまったくいいものではななかった。相手は日体大にいた時から毎日のように練習した相手。現役をいったん退いて、地元に戻って教員をやっている選手。そうした境遇の選手にこうやって接戦してしまったことに、うれしさはない。世界3位になってから、その言葉がずっと心の中にあった。けがもあって思うような練習ができず、自分の動きができない中での試合だった。最終的には(オリンピック階級の)上の階級で勝負したいが、まだ世界では勝てないと思う。年明けからは体づくりに力を入れ、体重が100kgを越えたら97kg級での試合を考えたい」


決勝進出選手

 ■男子フリースタイル86㎏級決勝進出・高谷惣亮(ALSOK=準決勝で松坂誠應に辛勝)「何とか生き残りました。今日の自分はいい動きをしていた。強豪ひしめく中で、一発目の選手とやる時、どれくらいの感じでいけるかなと思ったけど、減量がない分、最高のパフォーマンスができました。松坂選手は世界選手権の元代表なので、今日はその試合がヤマ場だと思っていました。僕が終始攻めていたとは思うけれど、それをポイントにつなげることができなかった。そこが課題ですね。力負けも体力負けもしなかったので、及第点だったと思います。決勝で当たる白井(勝太)選手とは昔からよくスパーリングをする仲。この階級では僕が挑戦者なので、チャレンジャーの気持ちでぶつかりたい」

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 ■女子62㎏級決勝進出・川井友香子(至学館大学=準決勝で今井海優に勝って決勝進出)「今回は上の階級からも下の階級からも選手が集まってきていた。1回戦は2階級上の選手(森川美和)だったので、『負けてしまうかも』と思っていました。それでも、とりあえず決勝まで進めたので、あとひとつ絶対に勝ちたい。今大会からがオリンピック予選。今までは試合内容にもこだわっていたけど、今回からは内容云々より結果にこだわってやるようにした。私の目標は自分ひとりのものではない。姉(梨紗子)のことを思うと絶対負けられない。2位以下は一緒なので、明日(21日)は絶対優勝したい。まずは自分が勝って、少しでも梨紗子を勢いづけることができたらいいと思っています」







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