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2019.02.03

【2019年関東高校選抜大会・特集】監督の声(日体大柏/鹿島学園/自由ヶ丘学園/花咲徳栄)

(2019年2月2日、群馬・館林市城沼総合体育館)


 ■千葉・日体大柏/森下史崇監督(3年連続3度目の優勝)「決勝は、取らなければいけないところで取り切れなかった場面がいくつかあった。準決勝までに接戦を重ねてきて疲れがたまり、力を出し切れなかった面はあったと思うが…。ただ、明日朝も(個人戦のための)リミット計量が待っているので、全員が自分の実力通りを発揮するのは難しいと思っていました。きょうの計量のあと、どこまで食べていいのか、怖がっている選手もいた。2日間のリミット計量は初めてで、手探りの状態です。

 (1回戦で花咲徳栄戦の組み合わせ)知った時は、えっと思いましたけど、全国一になるためには、どこかで当たる相手。選手には『ここで倒せば全国大会では闘わなくていいんだ』と言い聞かせ、プラス思考でいきました。この組み合わせを乗り切れたことで、自信につながったと思います。(準決勝の自由ヶ丘学園戦は3連敗4連勝)相手は軽量級が強いチームなので、最悪の場合、下3階級を落とすことも想定していました。でも、上4階級はこちらに分があると思っていました。これまで、軽量級が負けた時は重量級が頑張り、重量級が弱い時は軽量級が頑張ってきた。これからも総合力で勝負したい」


 ■茨城・鹿島学園/高野謙二監督(13年ぶり2度目の決勝進出も実らず)「来年の茨城国体へ向けてつくってきたチーム。私がつくった鹿島クラブで小学校4年生から指導してきた選手もいます。(昨秋3年生が退くまでは)部員24人で活気ある練習をしてきました。エースで全国中学チャンピオンでもある125kg級の出頭海は、下半身強化のため大相撲の錦戸部屋(同郷の元関脇・水戸泉が親方の部屋)に行かせ、相撲のけいこの中で強さを身につけさせました。

 茨城国体へ向けての追い風の中で、ここまで来られました。チームの大半が茨城県人なので、燃えています。この大会は去年が3位で、ことしは2位。全国大会は去年がベスト8だったので、今年は優勝が目標です」


 ■東京・自由ヶ丘学園/田野倉翔太監督(準決勝、昨年のインターハイ決勝と同じく3勝4敗)「51kg級(山口太一)は12月末のNTS予選で負けた相手に勝ち、そのあとの2階級も勝ったので、行ける、という気持ちもあった。インターハイに続いて、あとひとつ、でしたが、その“あとひとつ”の差がすごく大きいんです。全国高校選抜大会に向けては、65kg級から上の階級の強化です。『勝つ』『オレがいるから大丈夫だ』と思えるだけの追い込んだ練習をさせたい。全国大会は優勝です。ウチのチームを選んでくれた選手を絶対に強くしたい」


 ■埼玉・花咲徳栄/高坂拓也監督(初戦で日体大柏に敗れ、全国大会の道が閉ざされる)「11月の県新人戦で2位だったのが最初の誤算。10月のユース・オリンピックに(コーチとして)参加して、3週間不在にしていたことが響いた面があった。(初戦は日体大柏という組み合わせ)抽選はボクが引きました。55、65kg級は逆転負けしてしまった。勝つ力は十分にあったと思うので、残念です。

 全国高校選抜大会の学校対抗戦に出場できないのは、私が監督をやってからは初めて。悔しいですが、現実をしっかり受け止め、インターハイ出場を目指したい。その前に、このあとの個人戦を頑張らせ、全国大会に出場させたい。そこで結果を出すことがインターハイにつながる。取り組む姿勢に甘い面があるので、勝ちにいくだけの気持ちを持たせたい」







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