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2019.02.04

【特集】大阪レスリング界の底上げを目指す関西少年少女連盟・上誠一会長に聞く


 1月26日に“生まれ故郷”の大阪・高槻市総合体育館で行われた押立杯関西少年少女選手権。大阪北部地震によって吹田市の体育館が使用できなくなり、高槻市レスリング連盟の尽力によって第1回大会の開催地で実現した。同連盟の上誠一会長は、昨年5月に関西少年少女連盟の会長に就任。同府のキッズ・レスリングの振興に力を注いでいる。上会長に、大阪のキッズ・レスリング事情を聞いた。(聞き手=樋口郁夫)


関西少年少女選手権の開会式であいさつする上誠一会長

 ――大阪のキッズ・クラブは14チームありますね。結束し、盛り立てていくために、どんなことをお考えでしょうか。

 上会長 去年7月に大阪(舞洲アリーナ)で全国大会を開催し、大会に向けて一致団結したと思います。いくつかのクラブが集まっての合同練習会も多くあり、強化の面でもいい転機にはなりました。

 ――大阪で開催される大会は、いくつあるのでしょうか。

 上会長 高校や大学をすべて合わせると26大会あります。キッズの大会でも、年間8大会は超えると思います。

 ――全日本選手権の出場選手を出身都道府県別に調べると、2年連続で大阪府がトップなんですよね(2017・18年ともに23選手)。リオデジャネイロ・オリンピックの代表選手(樋口黎)もいますし、キッズ・レスリングの振興のおかげではないでしょうか。

 上会長 そうかもしれないですね。この大会(押立杯関西少年少女選手権)も第32回を迎えました。東京や九州など遠隔地からの参加があり、選手の目標になっていると思います。たくさん大会があることで選手に刺激を与え、切磋琢磨し、試合に出る度に強くなっていく、というパターンができていると思います。

1987年に始まった押立杯関西少年少女選手権の第1回大会のパンフレットと新聞記事

 ――少年少女連盟の問題から外れてしまいますが、高校になると他の都道府県に行く、という例が多いですよね。

 上会長 そうなんですよ(笑)。高校に指導者がたくさんいれば、大阪府協会としてもバックアップできるのですが、大阪の高校教員になるのが難しいんです。大阪で国体があった時(1997年)、吹田高校、大阪市立高校、同志社香里高校、茨木工業高校、近大付属高校と強豪チームがあって活気があったんですけどね。今月の全国高校選抜大会・近畿ブロック予選会で興國高校が久しぶりに団体2位になりました。浪商高校に若手の指導者が入ってくれましたし、今後に期待したいです。

 ――オリンピックに出場した樋口黎選手が昨年の全国大会の時に来てくれ、大阪を大事にしていると感じられます。樋口選手の存在は刺激になっているのではないでしょうか。

 上会長 それはありますね。

昨年7月、舞洲アリーナで行われた全国少年少女選手権

 ――そういう意味では、数年に1度は全国大会を受け持ち、全日本トップ選手に来てもらってキッズ選手に刺激を与えるのも一案ではないでしょうか。

 上会長 大阪府協会の村上勝会長が「やるぞ!」と言ったら、やりますよ(笑)。確かに、大阪で大きな大会が頻繁にあれば、子供達だけでなく保護者の意識が変わります。「地元のレスリングを盛り上げよう」となって、他県に行かずに大阪を強くしようという意識になってくれそうな気はしますね。

 ――大阪にあるいくつかのアリーナの大きさからすれば、世界選手権を開催することがあってもいい。

 上会長 2001年に東アジア大会が「なみはやドーム」(現東和薬品RACTABドーム)であって、盛り上がりましたね。いきなり世界選手権とは言えないですが、大会の開催を含め、大阪のレスリング界をあげて頑張っていきたい。







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