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2019.02.05

【2019年関東高校選抜大会・特集】地元国体へ向けて、県が一丸となっての強化が実る…茨城・鹿島学園


 「今のチームは(今年9月の)茨城国体へ向けて、県の取り組みで力をつけてきたんです。出頭(海=125kg級)、三井(潤=55kg級)の2人は、小学校4年の時から私が鹿島クラブで育てた選手なんです」。関東高校選抜大会の学校対抗戦で13年ぶりの決勝進出を果たした鹿島学園(茨城)の高野謙二監督は振り返った。

学校対抗戦で準優勝の鹿島学園(茨城)。全国大会は優勝が目標

 結果は、日体大柏(千葉)に1勝6敗で敗れ、王者の牙城を崩すことはできなかったが、昨年の3位から一歩前進。茨城県の代表的な存在に成長したことで表情は明るい。「去年の全国選抜大会はベスト8でした。今年は3位…、いえ優勝が目標です。一気に狙いますよ」とまで言い切り、数年計画で強化してきたチームの今年、そして来年に自信を見せた。

 昨年秋に3年生が抜けるまで、24人の選手が1面半のマットで汗を流していた。レスリングに対するメディアの扱いは以前とは比べものにならないほど大きいが、中学で途切れることや、少子化の影響もあって高校の部員増加にはつながっていない。部員確保はどの高校も悩む問題。3学年で24選手というのは、多い部類に入るだろう。

 「人数が多いと活気ある練習につながる」と、練習の量と質には自信を見せる。全国中学チャンピオンとして入部してきた出頭には、下半身強化のため、同郷で親交のある大相撲の錦戸親方(元関脇・水戸泉)の部屋に出げいこさせ、四股(しこ)や土俵際の攻防を経験させるなど、相撲のけいこの中で強さを身につけさせてきた。

 そうした強化が実っての13年ぶりの関東2位。この日夕方から始まった個人戦でも、選手にかなり厳しい声がとんでおり、3月末の全国大会を見据えて厳しい姿勢を見せている。「71kg級の1年生(清水大輔=全国中学選手権2位)が伸びてくれれば、かなりチームが安定してきます」と話し、重量級の強化で活路を見出す腹積もりだ。

以前は“説教”だった大会後の反省会、今は前向きなミーティング

 「レスリング同好会を立ち上げた時は、体育館のステージにスペースをもらい、細々とやっていたんですよ」。平成2年に国士舘大を卒業し、公立高校での講師を経て、1996年に鹿島学園高校へ。バスケットボール部の顧問を2年間務めたあと、レスリング同好会を立ち上げた。2000年に部として認められ、道場も持てるようになった。 

チームを支える125kg級の出頭海

 2002年の茨城インターハイへ向けて県が燃えていた時で、同インターハイはベスト8へ進出。今の県は、国体へ向けて「若い指導者が一丸となって強化にあたっています」と、その時と同じようなムードだという。

 指導者だけではなく、選手の意識の変化も感じている。「大会に出るのが楽しみ、というムードがあります。試合後の反省会も、以前は説教というムードだったのですが、今は各自が積極的に課題を見つけるようとしていています。タブレットの映像を見る目が輝いているんです」とのこと。大会に引率しても「楽しいですね」と言う。全国大会での活躍が楽しみだ。







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