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2019.04.26

【2019年アジア選手権・第3日/特集】出場選手の声

(2019年4月25日、中国・西安/取材=布施鋼治、写真提供=UWWオフィシャルカメラマン・保高幸子)


 ■女子50㎏級優勝・入江ゆき(自衛隊=2015年に続きアジア選手権で2度目の優勝)「たくさん課題が見つかったので、早く帰って練習したい。明治杯(全日本選抜選手権)で勝たないと意味がないので。決勝はあまり緊張することなく、足は動けていたのかなと思います。作戦は焦らず確実に取ること。スピードは自分の方が勝っていました。最後はちょっと失点してしまったけど、それまではよかったと思います。

 レフェリーが反則を取らず、自分が変なコーションをもらったところで動揺しそうにはなったけど、対戦相手をコントロールすることはできたと思います。東京オリンピックを目指すためには、今大会での優勝は必要不可欠だった。それをクリアできたことはよかった。6月が私にとっては本番。明治杯でも優勝したい」


 ■女子59㎏級優勝・稲垣柚香(愛知・至学館高=初のアジア選手権出場で優勝)「決勝を争ったモンゴルの選手とは、1月のヤリギン国際大会でも闘っている(3-1で稲垣が勝利)。その時は自分がポイントを取ってから守ることが多かったので、今日は自分から前に出ようと努めました。おかげで自分から攻めることができました。最初はちょっと様子を見てしまったけど、第2ピリオドからは自分のレスリングをしようと思いました。

 59㎏級はオリンピック階級ではないけど、自分が力で行っても、力では勝てない。自分から攻めるためにはスピードが大切だと思いました。最後はアンクルホールドを決めることができ、回し切ってポイントを取ろうと思いました。東京オリンピックを狙うため、62㎏級に上げることを決めています。決めたからには全力で目標に近づけるように頑張りたい」


 ■女子68㎏級優勝・土性沙羅(東新住建=アジア選手権で2年ぶり4度目の優勝)「周鳳(中国)との決勝は、なかなかタックルに入れなかった。最後は逃げてしまったけど、タックルで取れたことは大きかった。周鳳には2015年の世界選手権で一度負けている。2017年のアジア選手権ではギリギリの僅差で勝っているので、相性的にいいのか悪いのかは分からない。強い相手であることは確かなので、これからも闘う機会はあると思います。

 (優勝を決めた直後、ガッツポーズを決めたことについて)アジアですけど、海外の舞台に戻って優勝できてホッとした。(肩の)手術の辛さをたくさん味わったので、その中であらためて海外の試合で優勝できたことはうれしかった」


 ■女子55㎏級2位・五十嵐彩季(至学館大=2年連続Vを狙ったが2位)「決勝は自分から崩せていなかった。一瞬の(気の)緩みで、一瞬で終わってしまった。そこが課題だと思いました。強い気持ちではいたけど、自分から攻めるという気持ちが足りなかったと思います。

 相手の中国選手に対する応援が大きくて、それに少しびっくりしてしまったところはあります。技術面など自分が苦手な部分はたくさん残っている。今回それが露呈してしまったと思うので、帰国してからしっかりと克服したい。決勝で右肩に違和感を感じた。そんなに痛いわけではない。これからしっかりと治したい」


 ■女子76㎏級2位・皆川博恵(クリナップ=昨年のアジア大会とアジア選手権に続き、今大会も2位)「決勝で当たったパリハと闘うのは今回が初めて。負けてしまったけど、後半は相手を崩すこともできて、いい動きができていたと思う。(第2ピリオド終盤、皆川が相手を場外に押し出した攻防について)最後のちょっとした詰めが甘かった。あの時はこのまま場外に出したら、1点、もしくは2点もらえるかなと思った。それで相手を出したけど、最後はグラウンド状態になっていたということで点数をもらえなかった。ああいう展開になった時、うまく点数につなげることができたら、もう少し違う試合展開になっていたと思う。

 今日は4試合したけど、やっぱり決勝でいろいろなことを学べた。相手をしっかり引き落としてバックに回らないと、しっかり点数につなげることはできない」







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