日本レスリング協会公式サイト
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2019.04.29

【2019年アジア選手権・最終日/特集】出場選手の声

(2019年4月28日、中国・西安/取材=布施鋼治、写真提供=UWWオフィシャルカメラマン・保高幸子)


 ■男子グレコローマン60㎏級3位・文田健一郎(ミキハウス=3位決定戦は不戦勝で銅メダルを獲得)「すごく悔しいです。太田(忍)先輩以外の人に負けるのは、本当に久しぶり。こんなに悔しいのか、と思うくらい悔しいですね。(3位決定戦が不戦勝になると聞いたのは)宿舎から会場に戻り、5時半くらいにアップ場に行った時に、中国の監督から『出ない』と伝えられました。どうせならやりたかったという思いもある。

 やっぱり準々決勝で北朝鮮に負けたのが悔しい。北朝鮮の選手は、徹底的に組まないように試合を作っていた。今までも『対戦相手は対策をいろいろしてくるだろう』と思い、自分なりに気をつけてきたつもり。でも、心の中に『勝っているし、大丈夫だろう』という思いがあったんだと思う。今回負けたことで、自分がやりたいようにやってレスリングの形を作るだけではダメだと痛感しました」


 ■男子グレコローマン67㎏級・高橋昭五(警視庁=敗者復活戦を勝ち抜いて銅メダルを獲得)「今回の大会は、オリンピックのアジア大陸予選だと思って挑みました。1回戦で当たった柳漢壽選手(韓国)はすごく強くて、世界選手権でいつも上位に入っている。やっぱりスタンド・レスリングでは押し負けたなと感じました。でも課題としていたグラウンド・レスリングのディフェンスは練習した甲斐がありました。

 ハンガリーやブルガリアに遠征した時もそれを重点的にやっていました。今回の試合はいずれもグラウンドを返されていない。その点は自信を持ち、これからも取り組んでいきたい。3位決定戦もそうだったけど、ちょっとした細かい技術が勝負を左右する。その点でもまだまだ課題がいっぱいあるので、帰国してから直さなければいけないと思います」


 ■男子グレコローマン72㎏級・井上智裕(FUJIOH=1回戦で韓国代表に敗退)「2月のヨーロッパでも相手に動きを止められ、相手の攻撃を切るのに必死でパッシブを取られてしまった。今回闘った選手も日本にいないタイプ。自分の攻撃にもっていけず、パッシブを取られてしまった。3-0となり、自分から攻めなければいけない形になったけど、守られてしまった。

 今回は減量もうまくいき、コンディションはいい方だった。東京オリンピックも大切だけど、年齢的にベストな状態で出られる世界選手権は今回が最後だと思う。世界選手権も72㎏級で闘いたい」


 ■男子グレコローマン82㎏級・岡嶋勇也(警視庁=1回戦で中国の選手に2-8で敗退)「最後にばててしまった。コーチからは『右に回っていけ』と言われていたけど、第1ピリオド後半で体力を使っていて、思うように自分の展開に持っていけなかった」


 ■男子グレコローマン97㎏級・奈良勇太(警視庁=1回戦でイランのマフディ・アリヤリ・フェイザバディにテクニカルフォール負け)「相手は世界3位。ずっと課題としていることだけど、グラウンドで3回も回されてしまった。オリンピックのボーダーラインだと思って試合をしたけど、このような結果では、オリンピックはまだまだ遠い。この結果をしっかりと受け止め、6月の全日本選抜選手権では、今回得た課題を克服していきたい」







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