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2019.05.12

【2019年東日本学生リーグ戦にかける】負傷による戦力ダウンを跳ね返せるか…拓大、日大


 昨年の東日本学生リーグ戦の決勝リーグ進出大学の拓大と日大は、ともに負傷による戦列離脱選手が出てしまい、苦しい闘いが予想される。まず予選リーグをどう闘うか。両チームの戦力を探った。(文・撮影=樋口郁夫)

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2人の大学王者と吉田隆起主将が柱

中量級の強さで優勝を狙う拓大

 拓大は昨年2位となり、秋の全日本大学選手権・大学対抗得点は優勝した日体大に4点差の2位。個人で優勝した65kg級の谷山拓磨(3年=京都・京都八幡高卒)、70kg級の志賀晃次郎(3年=京都・京都八幡高卒)が残り、全日本学生選手権3位の吉田隆起主将(4年=和歌山・和歌山北高卒)もポイントゲッターと期待できるので、中量3階級が柱となる。

 57kg級で即戦力が期待された高校三冠王者の森川海舟(1年=東京・自由ヶ丘学園高卒)と、86kg級での起用が予想された全日本選手権79kg級2位の井筒勇人(2年=千葉・日体大柏高卒)が負傷で欠場することになったことは痛手。

吉田隆起主将(左)と大学王者の志賀晃次郎(中)、谷山拓磨(右)

 優勝のためには、中量3階級の勝利が絶対条件。山梨学院大戦では志賀が65kg級世界王者の乙黒拓斗、日体大戦では吉田が三輪優翔か基山仁太郎を破らねばならない。

 あと1勝は、57kg級で東日本学生秋季選手権優勝の諏訪間翔太郎(4年=佐賀・鳥栖工高卒)、61kg級で全日本学生選手権3位の早山竜太郎(4年=京都・京都八幡高卒)か全日本大学選手権2位の清水蛍汰(3年=石川・金沢北陵高卒)の踏ん張りにかかる。

 伊藤啓太部長は「4年間頑張ってきた諏訪間が勝って波に乗りたい。61kg級はどちらを使っても勝ってほしい」と期待する。日体大戦は、軽量級の2枚看板(新井陸人、山口海輝)がいるので、86・125kg級の踏ん張りがないと厳しいのも事実。いずれにせよ、中量級での3勝が必要となってくる。

重量級を守る石黒兄弟に期待…日大

 日大は昨年、予選リーグで国士舘大に逆転勝ちし、決勝リーグ進出を決めた。その時、1年生にして主力としての活躍を果たした2選手が起用できないのは痛い。昨年の全日本学生選手権61kg級優勝の田縁真大(2年=福岡・小倉商高卒)と70kg級優勝の坂野秀尭(2年=鹿児島・鹿屋中央高卒)が負傷箇所の手術で戦列離脱。厳しい闘いを強いられそう。

重量級に安定感がある日大=チーム提供

 もっとも、予選リーグで同ブロックの強敵は早大で、早大も負傷者が出ているとの情報もある。お互いに、残っている選手の意地が勝敗を分けるか。

 頼りになるのは、86kg級で全日本選手権3位の石黒隼士(2年=埼玉・花咲徳栄高卒)と、125kg級での起用が確実な全日本学生選手権92kg級優勝の石黒峻士(4年=同)の兄弟。早大との一戦でも、この2階級は勝ちを見込んでいると思われる。

 それだけに、富山英明監督は軽中量級の奮起に期待。65kg級の東日本学生選手権・秋季新人戦優勝の逆井琉偉(3年=埼玉・花咲徳栄高卒)を中心にした中量級がどこまで白星を稼げるかを勝利のポイントと見ている。

 「早大だけでなく、法大と神奈川大にも軽量級にいい選手がそろっている。今年は完全な挑戦者」。総力を挙げて予選リーグを通過し、負傷選手のカムバックを待って反撃に転じる礎(いしずえ)をつくりたい。







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