日本レスリング協会公式サイト
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2019.05.28

2021年にカザフスタンで世界コンバットゲームズを再開

 カザフスタンの「アスタナ・タイムズ」によると、2021年の世界コンバットゲームズの開催地に、今年9月にレスリングの世界選手権が行われる首都ヌルスルタン(旧アスタナ)が選ばれたという。期間は5月3~9日。オリンピック競技と非オリンピック競技を合わせて15の格闘競技が行われる。

 世界コンバットゲームズは、スポーツアコード(GAISF=オリンピック競技以外のスポーツを含めて93団体が加盟するスポーツ組織)が主催する格闘技の総合大会。2010年に中国・北京で第1回大会が開催され、2013年には第2回大会がロシア・サンクトペテルブルグで行われた。日本は2010年大会の女子に参加し、鈴木博恵(現姓皆川)らが2位に入賞している。

 しかし、ペルーで予定されていた2017年大会、台湾で代替開催が予定された2018年大会は中止となった。混乱の背景には、2015年にGAISFの会長が国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を批判し、IOC側が反発。世界レスリング連盟(UWW)を含めた多くの団体がGAISFからの脱退を表明するなど、両者間の関係が悪化しGAISF内で混乱が起きたため(関連記事)。その後、GAISF会長は辞任し、両者の関係は持ち直して、GAISFも刷新されたもよう。

 2021年の世界コンバットゲームズは、合気道、ボクシング、フェンシング、柔道、柔術、空手、剣道、キックボクシング、ムエタイ、パンクラチオン、サンボ、サバット、テコンドー、レスリング、中国武術が予定されている。







2023年世界選手権/激戦の跡
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