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2019.06.21

【2019年全日本選抜選手権・特集】先輩の意地で2連覇達成! 姉妹の夢実現へ向けて突き進む…女子62kg級・川井友香子(至学館大)


(文=東京スポーツ新聞社・中村亜希子、撮影=矢吹建夫)

大会の3日目、姉よりも1日早く優勝を決めた川井友香子(至学館大)

 明治杯全日本選抜選手権の女子62kg級は、世界2位の川井友香子(至学館大)が決勝で59kg級全日本チャンピオンの稲垣柚香(愛知・至学館高)を下し、2年連続優勝を達成。昨年末の全日本選手権に続く2連勝で、世界選手権(9月14~22日、カザフスタン)の日本代表を決めた。

 第1ピリオドはアクティビティ-・タイムを課せられ、ポイントを奪えず1失点。0-1で迎えた第2ピリオドも拮抗した展開が続くなか、相手のアクティビティ-・タイムを守り切って1-1の同点に追いつくと、「ここで取らないと負ける。行くのは今しかない」と自身を鼓舞。値千金のタックルをしっかりと決めて2点をゲット。3-1で勝利を収めた。

 同門の若い力に対し、先輩の意地を見せた川井は「優勝で終えられて良かったです。自分は1年間、62kg級でやってきた。(この階級のチャンピオンは)譲りたくない気持ちがありました」。世界選手権でメダルを獲得すれば来年の東京オリンピックの代表に内定する。夢のオリンピック出場へ一歩近づいたが、「喜ぶのは今日まで。気持ちを切り換えて明日から頑張りたい」と表情を引き締めた。

1+1が3にも4にもなる姉妹の力でオリンピックに向かう

 姉・梨紗子とそろっての東京オリンピック出場を目指している。2人は今大会に向け、互いを支え合った。姉が昨年末の全日本選手権57kg級決勝で伊調馨(ALSOK)に敗れ、悩み苦しむ姿を間近で見てきた。「自分も練習をやらなくてはいけない。自分が頑張る姿を見せることが一番大事かなと思ったので、練習を頑張りました」と、レスリングに打ち込むことで姉の奮起を促した。

決勝は同門対決を制した

 姉が立ち直り、2人が同じ方向に進み始めると、再び共闘。「自分のスパーリングを梨紗子が見てアドバイスをくれた。居残り練習の時も、お互いに『この方がいい、あの方がいい』と話し合いました」。食事の面では、食べて体を作らなければならない友香子に対し、姉が「もっと食べて」と横からアシストしてくれた。

 姉の決勝より1日早く優勝した川井は「自分は梨紗子がいてこそ強い気持ちでマットに上がれている。梨紗子もそうだと思うので、明日、全力でサポートしたい」と誓い、翌日伊調に雪辱した姉に貢献した。

 「『レスリングでオリンピックを目指していることに感謝して頑張ろう』と、いつも話している」と話す川井。謙虚な気持ちを忘れず、ひたむきに競技に向き合い、姉妹の夢実現へ突き進む。







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