吉元玲美那（至学館大）が優勝…2019年アジア・ジュニア選手権・第3日（女子）
3年前のアジア・カデット選手権に続いてアジアを制覇した吉元玲美那（至学館大）＝提供・UWWオフィシャルカメラマン・保高幸子
2019年アジア・ジュニア選手権第3日は7月11日、タイ・チョンブリーで女子がスタート。5階級が行われ、50㎏級の吉元玲美那（至学館大）が優勝、68㎏級の宮道りん（日体大）が2位、55㎏級の櫻井つぐみ（高知・高知南高）、59㎏級の杉山絢海（東農大）、76㎏級の長島水城（東京・安部学院高）の3選手が3位に入賞した。
吉元は初戦の2回戦からベトナムと韓国の選手を無失点のテクニカルフォールで連破。決勝で昨年のアジア・ジュニア選手権2位のゾン・ユホン（中国）と対戦し、13－6で勝った。2017年世界カデット選手権46kg級に続く国際大会の優勝。2016年にはアジア・カデット選手権46kg級で勝っており、２部門でアジアを制した。
宮道も準決勝までの3試合を無失点のテクニカルフォールで勝ち抜いた。しかし決勝で、昨年優勝、今年4月のシニア・アジア選手権3位のメーリム・ズマナザロワ（キルギス）に6－8で敗れた。2017年アジア・カデット選手権70kg級優勝に続く国際大会のメダル獲得。
櫻井と杉山は、ともに初戦で敗れ、組み合わせの関係で3位決定戦へ。櫻井はカザフスタン選手を、杉山はウズベキスタン選手をそれぞれ破り、銅メダルを手にした。櫻井は国際大会3大会連続のメダル獲得、杉山は初の国際大会出場でメダルを手にした。
長島はノルディック方式の予選リーグで3戦全勝したが、準決勝でウズベキスタン選手に黒星。3位決定戦で予選リーグで勝っている昨年3位のカルナ・カルナ（インド）を破った。初の国際大会でメダル獲得。
各選手の成績は下記の通り。
女子
【50㎏級】吉元玲美那（至学館大） 優勝＝11選手出場
決 勝 ○［13-6］Zhong, Yuhong（中国）
準決勝 ○［Ｔフォール、3:34=10-0］Cheon, Miran（韓国）
２回戦 ○［Ｔフォール、0:49=10-0］Can, Thi Hong（ベトナム）
１回戦 ＢＹＥ
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【55㎏級】櫻井つぐみ（高知・高知南高） 3位＝11選手出場
３決戦 ○［Ｔフォール、2:04=10-0］Dyussengalieva, Sandugash（カザフスタン）
２回戦 ●［2-3］Batbaatar, Enkhtsetseg（モンゴル）
１回戦 ＢＹＥ
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【59㎏級】杉山絢海（東農大） 3位＝10選手出場
３決戦 ○［Ｔフォール、3:52=10-0］Najimova, Khodicha（ウズベキスタン）
２回戦 ●［4-4］Anshu, Anshu（インド）
１回戦 ＢＹＥ
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【68㎏級】宮道りん（日体大） 2位＝10選手出場
決 勝 ●［6-8］Zhumanazarova, Meerim（キルギス）
準決勝 ○［Ｔフォール、2:26=10-0］Kairgeldinova, Albina（カザフスタン）
２回戦 ○［Ｔフォール、1:53=11-0］Normuminova, Mukhlisa（ウズベキスタン）
１回戦 ○［Ｔフォール、1:11=10-0］Pham, Kim Ngan（ベトナム）
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【76㎏級】長島水城（東京・安部学院高） 3位＝7選手出場
３位決定戦 ○［負傷棄権、4:22=4-2］Karuna, Karuna（インド）
準 決 勝 ●［フォール、0:26=0-4］Ellieva, Shakhribonu（ウズベキスタン）
リーグ３回戦 ○［フォール、0:36=4-0］Batchuluu, Oyunbagana（モンゴル）
リーグ２回戦 ○［6-0］Karuna, Karuna（インド）
リーグ１回戦 ○［8-4］Kim. Soe-Un KIM（韓国）
