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2019.08.13

全日本女子チームが東京で13泊14日の合宿スタート


“ホームグラウンド”で合宿をスタートした全日本女子チーム

 世界選手権(9月14~22日、カザフスタン・ヌルスルタン)の代表選手を含む全日本女子チームが8月12日、東京・味の素トレーングセンターで合宿をスタート。25日までの13泊14日の追い込み合宿が始まった。

 6日から北海道・旭川市で、全階級の世界選手権代表が決まってから初の合宿を実施し、北の大地で新チームのスタートを切った。北海道より蒸し暑い東京だが、味の素トレセンの環境は、むしろ「(エアコンによる)冷えすぎに気をつけろ」という注意を喚起しなければならないほどで、猛暑によるマイナスの影響はなし。

 笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)は「4日やって1日の完全オフがあり、強化と休養のバランスをとっているスケジュール。この合宿のあとは十日町(新潟)での合宿がある。世界選手権までしっかり鍛える」と、オリンピック予選となる世界選手権へ向けて並々ならぬ意気込みを口にした。

 一昨年と昨年の世界選手権と違うのは、非オリンピック階級でやっていた選手がオリンピック階級に変えるケースが予想され、昨年までの勢力にプラスαを考えなければならないこと。しかし、笹山委員長は「それほど心配していない。最後まで攻め切ることができれば大丈夫。そのためにも、体力をしっかりつけてほしい」と、自分のレスリングを貫くことを要求する。

 逆に考えれば、非オリンピック階級は強豪が抜けて若手選手の出場が多くなり、層の厚い日本の代表選手の優勝の可能性は高くなる。同委員長は「全階級でメダルを取りにいくのは、どの大会でも女子に課せられたノルマ。国別対抗得点の問題もある。一致団結して団体優勝を成し遂げることが大事」と話し、“団体世界一”の称号をもって東京オリンピックに臨むためにも、非オリンピック階級の選手も全力で闘ってくれることを望んだ。

気持ちとしては「初めて挑む階級」…川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)

 プレーオフの激闘から約1ヶ月が経った57kg級代表の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)は「これだけ長い期間の合宿をやるのは久しぶり。いろんなタイプの選手とやることは重要なことなので、多くの選手の中で緊張感をもって臨めると思います」と、世界選手権前の重要な合宿と位置づける。

技術指導をする笹山秀雄・女子強化委員長

 2012年に51kg級で世界選手権に出場したあと、55kg級を経て58kg級でアジア選手権やワールドカップに出場していた時期があった。57kg級は、その時に戻ったとも考えられるが、「1kgの差ですけど、違いますよ」とのこと。「世界チャンピオンになってから初めて目指すオリンピックなので、初めて挑む階級という気持ちが強いですね」と話した。

 57kgでの2日間のリミット計量は、昨年12月の全日本選手権と今年6月の全日本選抜選手権で経験している。とはいえ、「海外、しかもオリンピックがかかっている大会ですので」と、これまた“新しい挑戦”ととらえている。ただ、「新鮮な気持ちがしますね」とも話し、前を向いた気持ちだ。

 出場が予想される外国選手の研究も始めている。この階級の第一人者のヘレン・マルーリス(米国=2016年リオデジャネイロ53kg級優勝ほか)は負傷の回復が間に合わずに出場しないが、世界チャンピオンの栄寧寧(中国)を筆頭に強豪が並ぶ。「強い選手ばかり。みんな気になる相手。でも、気にしないで(笑)、だれと当たっても自分のレスリングができるようにしたい」と気を引き締めた。


▲階級を変えての世界3連覇、そしてオリンピック2連覇を目指す川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)

▲53kg級に落として世界一を目指す向田真優(至学館大)=向こう側は世界ジュニア選手権出発前日の男子グレコローマン選手

2年ぶりの世界一を目指す土性沙羅(東新住建)

▲初の世界選手権に挑む入江ゆき(自衛隊)







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《オリンピック・レスリングNo.62》

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