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2019.08.17

世界ジュニア選手権(エストニア)出場の男子フリースタイル・チームが帰国


メダル獲得選手。左から阿部敏弥、山口海輝、基山仁太郎

 エストニア・タリンで行われている世界ジュニア選手権に出場した男子フリースタイル・チームが8月16日、成田空港に帰国した。57kg級の阿部敏弥(国士舘大)と61kg級の山口海輝(日体大)が優勝、74kg級の基山仁太郎(日体大)が2位という結果。2階級制覇と国別対抗得点4位は、いずれも大会史上最高の成績だった。

 指揮した小幡邦彦監督(山梨学院大教)は、7月のアジア・ジュニア選手権(タイ)も監督を務め、この時も国別対抗得点で大会史上最高の2位という成績を残した。その指導手腕を賞賛されると、「私は引率しただけ。選手が頑張ってくれたんですよ。よく闘ってくれた、と言いたいです」と苦笑い。

 「ジュニアのレベルは間違いなく上がっていることを感じます。基山の決勝も、いいペースでいっていた。足首を痛めるアクシデントがあったのに、その後も取りにいく執念を見せてくれた」と、試合を諦めることなく最後まで攻めたことを評価した。

 メダルを取れなかった選手も、「先に攻めるいいレスリングをしていた。次につながる内容だったと思う」と話した。カデット時代から世界を経験している選手が多く、「物怖じせず、最初から自分のペースでレスリングをやっていましたね」と言う。

無念の敗退だったアビッド・ハルーン(パキスタン=日体大)と千葉・日体大柏髙時代からの同僚の山口海輝

 今回の代表選手には、9月のシニア世界選手権(カザフスタン)の代表が3人いた。10~11月のU23世界選手権(ハンガリー)の代表に内定している選手も多く、「若手の活躍は収穫です」と、さらなる奮起を期待していた。

 パキスタン代表として出場したアビッド・ハルーン(日体大)は、初戦でキューバ選手に敗れ、敗者復活戦でもインド選手にがぶり返しを失敗してフォール負けしてしまった。「もうちょっといい勝負はできたはず。いい経験だった」と、今回、そして7月に出場したアジア・ジュニア選手権(タイ)での経験を今後に生かしたい気持ちを話した。

 試合日までのウォーミングアップ場で多くの国の選手に練習を求め、肌を合わせてみて実力的に劣っているとは思っていないと言う。「試合になると、どうしても駄目。もっと経験を積みたい」と話し、経験を積むことでの精神力の強化を課題に挙げた。


 ■57kg級優勝・阿部敏弥(国士舘大)「勝ててよかった、という思いです。試合が終わるまで集中力が続いたことがよかったと思う。下がらずに前に出ることを練習してきて、それができたことが勝因。ただ、決勝は最初からポイントを取りに行かないとならなかった。(準決勝までの4試合がすべて旧ソ連の選手だったが)1試合、1試合を勝っていこうという気持ちでした。弱い相手はいない大会です。国士舘大の和田監督からは、(日本でネット中継を見ていて)試合が終わる度にラインが来て激励してくれ、心強かったです」

 ■61kg級優勝・山口海輝(日体大)「国際大会は久しぶりで、ちょっと不安がありましたが、勝ててよかった。1回戦は前半攻められなかったのですが、後半は攻めることができ、2回戦、3回戦とやっていくうちに自分のレスリングができてきました。次(シニア世界選手権)が本番だと思っているので、ジュニアでは負けていられない、という気持ちがありました。シニアとジュニアではレベルが違うので、まだ『勝てる』とまでは思えませんが、自分のレベルをもっと上げて挑みたい。日本選手には通じるが外国選手には通じないことがあったし、その逆もあった。しっかり修正して挑みたい」

 ■74kg級2位・基山仁太郎(日体大)「全体的に攻めあぐねたところがあった。守りに入った面があったというか、最初から攻める自分のレスリングをできていれば、1回戦はもっと楽に勝てた。決勝も、前半からプレッシャーをかけていければ違う結果になったと思う。びびったわけではないが、ちょっと見てしまうことが多かった。決勝は、同期の山口が優勝して、その後の試合でした。勝ちにいったのに残念。(ともに代表が内定している)U23世界選手権でも山口は優勝すると思うので、今度はボクも続きます」







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