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2019.11.15

【2019年全日本大学選手権・特集】インカレと国体に続く優勝、全日本選手権の激戦階級へ挑む!…65kg級・安楽龍馬(早大)

8月のインカレに続いて優勝の安楽龍馬(早大)=撮影・矢吹建夫

 全日本大学選手権の65kg級は、8月の全日本学生選手権(インカレ)を2年生にして2連覇を達成した安楽龍馬(早大)が制した。準決勝では、ライバルで直前にU23世界選手権2位という成績を残した谷山拓磨(拓大)を外無双からのフォールで下し、満点に近い内容での優勝。インカレとの間にあった国体でも優勝しており、日本がお家芸とすべき階級に力強く台頭しそうな強さを見せた。

 安楽は「インカレ、国体と優勝して調子が上がっていた。この大会で優勝して、12月の天皇杯(全日本選手権)に向かおうと思っていたので、優勝できてホッとしています」と言う。勝因は「自分の攻撃のパターンが増えていて、それを出せたことと、自分のスタイルが闘う相手全員に発揮できたことだと思います」と分析した。一方、「反省もあります」と付け加えることも忘れなかった。

 最大の強敵と考えていた谷山とは、今年だけで4度目の対戦。8月のインカレ決勝では勝ったが、それに先立つ5月の東日本学生リーグ戦と6月の全日本選抜選手権では負けており、負け越している相手だ。「谷山さんは、自分と闘うまでに(強い選手と闘っていたので)スタミナが削られていたと思う。完ぺきな勝ちとは言えないと思います」と謙遜する一方、「気持ちでは勝っていた。(結果通り)自分の勝ち、と思うようにします」とも。12月の全日本選手権で対戦することがあれば、「また勝ちたいです」と続けた。

決勝は上野千紘(国士舘大)に4-0の勝利=同

 その全日本選手権では、乙黒拓斗(山梨学院大)が取った東京オリンピックの出場枠をめぐって、早大の先輩となる米澤圭(住友金属鉱山)を含めて強豪がひしめく闘いとなることが予想される。「1回戦から決勝、という気持ちでやらないとなりませんね。1試合ごとに集中して、相手を研究して臨みます」と話し、東京オリンピックへの挑戦ロードに挑む。

 今年は、早大の自費参加だった4月のモンゴル・オープンで、ロシアやカザフスタンも含めた5試合を勝ち抜いて優勝。国際舞台でも結果を出すなど、飛躍は目覚ましいものがある。3大会連続優勝という実績をもって、全日本選手権ではどんな闘いを見せてくれるか。







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