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2019.11.26

U15アジア選手権(台湾)出場の日本チームが帰国

(取材・撮影=矢吹建夫)

全員メダル獲得という好成績で帰国した日本チーム

 台湾・台中で行われたU15アジア選手権に出場した男女の日本チームが11月25日、成田空港着の日本航空で帰国した。女子は昨年と同じ6階級で優勝し、2位3選手、3位1選手と全員がメダルを獲得。国別対抗得点は2年連続優勝の好成績。男子フリースタイルも、1階級で優勝し、2位5選手、3位4選手で、同じく全員がメダルを手にした。

 沼尻久総監督(全国中学生連盟会長)は「選手たちは、よくやりました」と男女全員がメダルを獲得した成績を高評価。一方で、「インドは要注意。強化していることを肌で感じた」と話し、男子フリースタイルで6階級、女子で4階級、日本は出場しなかったが男子グレコローマンで3階級を取ったインドの成長を警戒した。

 今大会は、昨年の第1回大会開催に尽力したイランが不出場で、女子が強い中国も政治的な理由かどうかは不明だが不参加。韓国は役員のみの参加で、アジアの大会としては、やや寂しい面はあった。「大会が盛り上がるよう、日本も協力していきたい」と話し、この世代の振興を願った。

成田空港での解団式

 女子の丹下一監督(茨城・大洗南中教)は「去年の結果を上回るメダル数を取れたので、非常に満足しています」と振り返る。吉田栄利コーチ(一志ジュニア教室)と舩越光子(下野サンダーキッズ)コーチが、指導のみならず、経験上の話をしてくれるなど、プラスは多かった遠征と言う。

 「すごくいい形で勉強になりました。選手には、これを機に頑張ってもらえたら、うれしいです」と話す一方、沼尻総監督と同じで、「来年のカデットでも、インドは要注意」と警戒した。

 男子の辻栄樹監督(福岡・小倉商高教)は「選手がまとまって、みんなで盛り上がることができて、よくやったと思います。全員でメダルを取るという意気込みでやってきました」と言う。他選手への応援もしっかりやってくれ、「全員がメダルを取れたことと、選手たちのまとまりが日に日に出てきたことが、うれしく思いました」と総括した。







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