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2020.02.20

【2020年アジア選手権・特集】第2日・出場選手の声(男子グレコローマン)

(2020年2月19日、インド・ニューデリー)


 ■男子グレコローマンスタイル60kg級・文田健一郎(ミキハウス=3試合を無失点での優勝)「世界選手権から一貫してスタンドでのポイント獲得に重点を置いてきた。今回、スタンドではあまりポイントは取れなかったのですが、パッシブももらわなかった。リミットでの計量で1日3試合闘い、当初のコンディション作りという目的に関しては、すごくよかったと思います。

 (東京オリンピック第1シード確実について)うれしいです。あんまりこだわらないですけど、名誉なことなので。責任も感じますし、いい重圧になるんじゃないかと思います。そり投げは警戒されてかけられない状況がずっと続いています。そこをしっかりかけられるようにしたい。前に出る力も少しずつついてきた。

 最後まで技をかけにいく姿勢で練習に取り組んで、6月のドイツ(グランプリ)を迎え、8月(東京オリンピック)につなげたいです。(金メダルへの確証は)ずっと100です。変わらず。そのためにやってきてるので。メーターが振り切れるくらい、もっと追い込んでいきたいと思います」


 ■男子グレコローマンスタイル67kg級・下山田培(警視庁=3位決定戦、自滅技で落とす)「(失点は、そり投げをしようと?)そうですね、技かけちゃって…。冷静に闘えてなかったなと思います。グラウンドのチャンスで、自分の得意な技で大きいポイントが取れなかった(注=2点は獲得)。差をつけたかったんですけど…。接戦になって、焦りが出てしまいました。

 最後を取り切れないのは、今日の3試合の共通点。本当は準決勝でハンスー(柳漢壽、韓国=この大会の優勝選手)を倒して、決勝に行って、優勝して、同じ階級の高橋昭五(警視庁=アジア予選に出場)にいいムードでタスキを渡したかったんですけど、それができなくて、とても悔しいです」


 ■男子グレコローマンスタイル72kg級・日下尚(日体大=2試合に完敗)「海外では自分の力が全然出せない。みっともない内容でした。今まできつい練習してきたのに、なんで力が出せないのかなって思います。ふがいないです。まだ自分にはシニアで勝てる実力はありませんでした。本当に全てを変えていかないと。

 (ジュニアとの差は)1つ1つの極めとか、ジュニアだと最後は相手がばてたりしてポイントを取れたりするんですけど、(シニアでは)ばててもなかなか取らせてくれない。シニアは自分の形を徹底してくる。(自分は)自分の技が作れなかったです。正直、初めに組み合った時はいけるんじゃないか、と思ったんです。やっぱり違った。生半可な気持ちで来ていいところではなかったです」


 ■男子グレコローマンスタイル82kg級・向井識起(自衛隊=初のアジア選手権出場で、3連敗)「(最初の試合の)反省を次の試合にいかそうと思っていましたが、全部同じような展開で、すぐには(いかせなかった)。スタンドもグラウンドも全然ダメ。自分のレスリング・スタイルをもっと攻めのレスリングに変えていかなきゃいけないなって思いました。

 3試合ともパッシブを先に取られたのも反省材料。シニアの国際大会は初めてなので(注=正確には昨年11月に米国での大会に出場)、次はもっといい成績を、という感じです。(シニアの選手は)ジュニアと比べて攻めとかに余裕があると感じました、自分はあまり余裕がない。グラウンドで絶対返せる、という技は持っていない。そこが差ですね」


 ■男子グレコローマンスタイル97kg級・奈良勇太(警視庁=2回戦で敗れて敗者復活戦に回れず)「1試合目は練習してきたことをしっかり出せたんじゃないかな、と思います。2試合目はグラウンドのディフェンスの面で(課題が残った)。日本では、上げてくる選手が少ないので、上がってしまってポイントを取られました。第2ピリオドに入ってからは自分の得意な展開で攻めていけましたが、最初のグラウンドでの失点(4失点)が痛かった。

 点を取られても最後は逆転するというのは、僕の(試合の)流れでは多いので、その気持ちは出ていたかな、と思います。来月(のアジア予選)が本番なので、そこに向けてしっかりやらなければならない。課題は、やっぱりグラウンドのディフェンス。今日の試合の動画も研究して、失点を押さえられるようにしたい」







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