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2020.02.22

【2020年アジア選手権・特集】第4日・出場選手の声(女子)

(2020年2月21日、インド・ニューデリー)


 ■女子57kg級優勝・川井梨紗子(ジャパンビバレッジ=順当に勝ち進んで優勝)「中国とか北朝鮮の選手とやりたかったんですけど、いない中でも自分ができることをしっかりやろうと思いました。ちょっと物足りないなって思うところもあるんですけど、それも帰ってからの練習の課題ということで、持ち帰りたいなって思います。アンクルホールド(日本ではリンクルとも呼ばれている)は、リオ(オリンピック)の前に倫也(中村倫也=博報堂DYスポーツ)に教えてもらって、それが4年経って出せるようになってきたかなという技です。ここからまた研究されてくると思うので、またそれ以外の技でも取れるようにしなきゃいけないなって思います。

 アジア選手権優勝は4年前と同じですが、同じオリンピックはないので、ここで優勝したからリオ(オリンピック)の再現になるわけではない。気を引き締め直してオリンピックへ向かいます。実戦練習は最後になるかなと思います」


 ■女子62kg級優勝・川井友香子(至学館大=初戦で世界チャンピオンを破ってシニア国際大会初の優勝)「決勝は攻めに行くことを意識してやったんですけど、なかなか攻めに行くことができなかった。まだまだだなと感じました。(1回戦の世界チャンピオンとの試合は)最後、私が相手の脇をさした時点で時間がないことは分かっていた。負けていたので後悔しないようにと思い、最後、一か八かと思って技をかけました。

 オリンピックまでに1回は試合をしたいと思っていた相手。初戦で当たったのは、神様からの試練っていう風に受け入れ、集中して試合に臨みました。国際大会ではなかなか優勝したことがなかったので、優勝は素直に嬉しいですけど、コーチの方にも『まだこれは通過点だ』と言われてるので、喜びすぎることなく、オリンピックに向けて練習頑張ろうと思います。2018年の世界選手権に(姉と)2人で決勝に出て、私が銀。次は2人で金と思っていて、やっと達成できました」


 ■女子65kg級優勝・類家直美(至学館大=昨年の2位を上回り、シニアの国際大会初優勝)「去年は決勝で負けてしまったので、今回は絶対優勝しようと思って臨みました。勝ててよかったです。最後まで自分のスタイルでどんどん攻めていけたことが勝因だと思います。自分の技を出し切れば勝てると信じて臨みました。自分のことを信じて闘えてよかったと思います。

 初めて(シニアの国際大会に)出た時よりも、粘りも強くなったと自分でも感じています。満足せずにこれからも上に行きたいなって思います。今年は出た大会すべてで勝ちたい。世界ジュニア選手権に出場して優勝したいと思います」


 ■女子53kg級2位・向田真優(至学館大=決勝で8-0とリードしながら自滅で逆転フォール負け)「初戦からすごく動けるなって思っていて、決勝も自分の思うように動けました。ローリングの極めが甘くて、最後フォールされてしまった。急ぎ過ぎてたな、って思います。あと1点取ればよかったんですけど…。自分の課題としてしっかりやっていきたいと思います。(中国・北朝鮮の選手は出場しなかったことで)気持ちが落ちてたわけではないですけど、ダメでした。オリンピックまでの海外の大会出場については、また考えます」


 ■女子72kg級2位・進藤芽伊(日体大=決勝で1月にフォール負けした相手に惜敗)「次は絶対やり返すぞって気持ちで臨んだんですけど、まだまだ自分はできてないなって思いました。あの選手と闘うことを目標に決勝まで上がりました。やっぱり悔しいので、また1からやり直したいと思います。(4月から)4年生ということで、就職活動とかもあるんですけど、それでも自分のレスリングをできるように頑張ります」







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